過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 01:12:38.70 ID:nLEpJR/Go
垣根が最初に惚れたと言う、自分の顔や体つきに魅力があるとは一方通行には到底思えなかった。
ただでさえ異常に白い肌は血色が悪い。
死人のような顔色で、赤い瞳は獣を思わせる風貌が本当に怪物のようだ、と研究員に不気味がられていた。
その上、肉付きの悪い棒のような体だ。付け加えれば姿勢も悪い。
一目惚れされるような風貌ではないだろう。

やはり、何か裏があるとしか思えない。

そう考えるとなぜだかどこかがじくりと痛む気がした。

「……どォでもいいじゃねェか」

それが普通だ。
なんの裏もなく自分に近づく人間などいるはずがない。
あんな笑顔を向ける人間などいるわけがない。

能力を使って無理やり反射を破り、肌に触れてきたのは何が狙いだろうか。
そうすることで自分が快感を得られるわけでもないというのに、快感を与えようとする理由は。
何度も唇を重ねてくる意味は。

「……、クソ」

垣根に与えられた快感の記憶が克明に脳裏に浮かび上がってきてしまった。
こんなことを考えるつもりなどなかったのに。

体の芯に血が集まってくる感覚にぞくりと震えた一方通行は、ほぼ無意識にズボンのチャックを下ろした。
そして、ホルモンバランスが崩れた一方通行の発育不良の現れと言える小さな性器を取り出す。
半ば勃ち上がったそれへの対処法はずっと前から知っていたが、自分で行ったことなどなかった。
研究のために機械に搾り取られた関係で一年以上前に精通はしていたが、精液を流すのは眠っている間だけで、性器で快感を得たのは垣根に触れられた時が初めてだった。


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