過去ログ - 貴音「こひのとらはれ」
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12:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/04(水) 18:46:08.81 ID:bKqi92pu0
「で、幸せ者のプロデューサーさんは、なんでこんなとこで油売ってのかしら」

「……」

「喧嘩して収録ぶち壊そうが、今まで側を離れようとはしなかったじゃない」

ああ見えて貴音は結構感情表現が激しいのである。
というかアイドルに喧嘩を吹っかけられてプロデューサーが遁走してしまったら誰が場を収めるのか。

「その節は、本当に……」

「いいのよ、あの子はあんた込みで数字取るんだから」

「はぁ……」

「大物は、周りに迷惑かけてナンボよ」

道に転がるうんこと路傍に咲く花を比べると、うんこのほうが面白いと考えるのがこの業界である。
これは勿論例え話であり、貴音は間違いなく路傍に咲く一輪の花である。

「ねえあんた、あの子のこと、ホントはどう思ってるのよ」

「……グイグイ来ますね」

俺はさっきからこの性別が迷い人のおっさんに押されっぱなしなのだ。
この程度の抵抗(レジスト)は許してもらいたい。

「積極的すぎるくらいじゃなきゃ、オカマなんてやってらんないわ。で、どう思ってるのよ」

あっさりと防禦(プロテクト)される、性別が迷い人のおっさんのメンタリティは異常である。
いや、メンタリティが異常だから性別が迷い人になるのか。

「そりゃあ……」

大好きに決まってるだろ、いい加減にしろ。
でもなあ、ここであっさり「大好きです」と答えたらなんか軽すぎると思うんだよね。
かといって、気持ちの中にあるものを全てぶちまけようとすると例のコピペをひとスレ分書いても足りない。


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