過去ログ - ホテルレムレース
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11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/07(土) 12:33:58.86 ID:eqy3/10E0
301号室 8:20分

女は、目を覚ました。

女「ん...寝てたのか...」

女はボサボサの赤毛をぽりぽり掻くと、ベッドからおりて何をするでもないが部屋をうろうろすると、窓際のソファに座った。

女「今何時だっけ...。」

8:21分

女「うわ...もうすぐ始まっちまうよ...なんだよ、この国でもあの糞アニメやってんのかよ...。」

新聞のTV欄をみて独り言をつぶやいている。

女「起こさなかったら...きづかねぇかな。」

床に寝ている銀髪の少年を見て女はそうつぶやいた。

少年「あひゃはは...ふひ...」

端正で、いかにも良いとこのぼっちゃんといった身なりをした少年だ。昨日から着替えてないのだろう。

女「気持ち悪ぃな、ファッキンボーイが...。」

テーブルの上においてあったタバコの箱を取ると、そこから二本取り出し口にくわえて火をつけた。

女「あー...頭おも...」

女は目をつぶった。

女(そういや、昨日の朝から悩まされてばっかりだ...。あのカウンターの双子か?なにかがクソうざかったし...。まだこっちにきて仕事の進展も少ないしなぁ....。あー、仕事やめたい...)

8:24分

女がぼんやり考え事にふけっているうちに、少年は目を覚ました。

少年「んぉ!!おい、クソビッチぃ!!今何時だぁ!!」

女「ケツの穴広げてやろうか、クソガキ。時間くらい自分で見ろや。」

少年「あぁああぁぁああぁん??俺は質問してんだよぉローゼ...。質問には答えるってのが道理だろうがよぉ」

女「テメー、数字も読めねぇのかよ。先に言えや。8:25分」

少年「『世紀末ヒロイズム ジャスティスジェット』始まっちまうじゃネェかぁ!!何でちょっと余裕もって起こさねぇんだよ!犯すぞ!!」

女「あたしを脱がすより、リモコンとってTVつけた方がいいんじゃねぇのかよ。粗チン野郎。」

女はタバコを灰皿に二本とも押し付けると、玄関の近くにあるクローゼットから着替えを取り出し、シャワールームに入っていった。

女「おい、シュヴァルツ。トイレのゴミ箱とか漁んじゃねぇぞ。」

少し腫れぼったい目を少年、シュヴァルツ=エーデルシュタインにむけてローゼ=ケーニギンは言った。

シュヴァルツ「お前の排泄物なんざ興味ねぇんだよクソアマ」

ローゼ「てめーは育ちが良いのか悪いのかわかんねぇよ。シャワー浴びるわ。」

ローゼが、シャワールームのドアを閉めるとシュヴァルツはいそいそとTVの電源をつけた。

『ハッハッハァァァァァァァァアァ!!.....』

シュヴァルツ「か....かっけぇ。かっこ良すぎるぜぇ!!ジェットォォォォ!!!クールすぎるっ!!ありえねぇ!!」




ローゼ(うっせぇな...シャワーから出たら死なない程度に殺してやろう...。)










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