過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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184: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/09(水) 22:23:22.38 ID:4iZsaXBLo

杏子「あたしは帰れって言ったよ。 その時は夜中だったし、魔獣が居なくたって危ないからな」

杏子「でもあいつ…… いやだっつって聞かなくてさ」

以下略



185: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/09(水) 22:23:55.02 ID:4iZsaXBLo

杏子「あいつは…… それで納得したのか、一人で家に帰っていった」

TB「その行動は、間違ってないように思えるけど」

以下略



186: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/09(水) 22:25:26.80 ID:4iZsaXBLo

杏子「発見された時、あいつは酷く痩せてて餓死寸前だったらしい」

杏子「もともとよく悲鳴が聞こえる家だったのが、それすら聞こえなくなってて……」

以下略



187: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/09(水) 22:26:24.89 ID:4iZsaXBLo

杏子はトウべえに向き直り、彼を睨みつけながら言った。


杏子「だから、トウべえ。 これはあたしの問題なんだ」
以下略



188: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/09(水) 22:27:03.09 ID:4iZsaXBLo

前へ踏み出しかけた脚が、何故かぴたりと止まる。

その隙に、杏子は振り返って走りだしてしまった。

以下略



189: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:28:51.21 ID:PEbkUGcqo



――――――――――

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190: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:29:56.49 ID:PEbkUGcqo

杏子が語りかける言葉に、少女は何の反応も示さない。
その表情は虚ろで、ただ何もない空間をぼんやりと眺めているだけだった。

しかし構わず、杏子は続ける。
以下略



191: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:31:00.70 ID:PEbkUGcqo


杏子「言い訳するつもりなんかない。 許してもらおうなんて思っちゃいない」

杏子「それでも、あたしがあんたを止めてみせる」
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192: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:32:39.30 ID:PEbkUGcqo


杏子「……っ!」


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193: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:35:11.65 ID:PEbkUGcqo

彼女は地面に刺さった槍に全体重をかけ、腕の力だけを使ってふわりと体を持ち上げる。
槍の上に逆立ちしたような体勢の魔女の下で、杏子の脚が空を切った。


以下略



194: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:36:59.30 ID:PEbkUGcqo


杏子「がっ……!」


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