過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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208: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:59:11.48 ID:PEbkUGcqo

槍の穂先を魔女に向け、杏子は鋭く言い放つ。
その冷静な口調と表情が、彼女の覚悟を物語っていた。

魔女の方も既に落ち着きを取り戻し、最後の攻撃を静かに待ち構えている。
以下略



209: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 01:59:59.38 ID:PEbkUGcqo


上下左右、正面に背後。
あらゆる方向から浴びせられる同時攻撃に、魔女には反応することすら許されない。

以下略



210: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 02:01:21.08 ID:PEbkUGcqo

タイミングをはかっていたかのような素早い行動に、杏子たちは止まることもできずそのまま魔女へと突っ込む。
空中でぶつかり合う彼女たちの間を、緑色の液体がすり抜けて行く。


以下略



211: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/10/23(水) 02:02:22.19 ID:PEbkUGcqo

急速に遠ざかってゆく景色の端で、何体かの分身がばらばらになりながら舞っていた。
咄嗟に集めた分身たちは、ちゃんとクッションの役割を果たしていったようだ。


以下略



212: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:42:33.17 ID:0NpCXn5do



――――――――――

以下略



213: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:43:17.27 ID:0NpCXn5do


杏子「う、ん……?」


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214: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:44:13.57 ID:0NpCXn5do


杏子「何で来たんだよ…… いや、その前に」

杏子「あいつ…… 魔女は、どうなった?」
以下略



215: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:45:57.53 ID:0NpCXn5do


TB「僕一人じゃ万が一にも勝ち目がないし……」

杏子「……それで、撒くこともできずに追いかけっこってわけか?」
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216: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:46:54.43 ID:0NpCXn5do


TB「いや、それは無理だよ…… 今降ろしたら、君はすぐにまた彼女と戦うことになる」

杏子「だから言ってんだろ。 あいつはあんたにゃ荷が重すぎる」
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217: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:48:05.56 ID:0NpCXn5do

事も無げに返すトウべえに、杏子は少し面食らう。

トウべえは流石に乱れ始めた息を整えてから、先ほどと変わらぬ調子で話し始めた。

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218: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/11/03(日) 02:48:59.82 ID:0NpCXn5do

予想外の言葉に、杏子は再び言葉を失った。
しばしの沈黙の後、杏子は呆れたように問いかける。


以下略



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