過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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263: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:47:23.99 ID:MM3qnhVfo


杏子『あんたってまともな武器ないの? ……って、そんなことより』

杏子『その辺まで来てるってことは、周りに誰かが入ってくることなんてめったに無いはずだな?』
以下略



264: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:48:02.73 ID:MM3qnhVfo


杏子『ふーん……案外間抜けだな、あいつも』

TB「……僕一人で、なんとかなるかな?」
以下略



265: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:49:00.71 ID:MM3qnhVfo


杏子『さっさと出ろよさやかの野郎…… あっ!』

TB「……!」
以下略



266: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:49:37.00 ID:MM3qnhVfo

右耳にコール音を聞きながら、トウべえは十字架に手をかけて身構えた。


TB「あの子っていうのは、この前の魔女のことかい?」
以下略



267: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:50:09.51 ID:MM3qnhVfo

杏子が小さく舌を打つのが聞こえる。
あいの態度に対してなのか、なかなか電話に出ないさやかに対してなのか、かなり苛立っているようだ。

やがて、杏子の視界が大きく揺れ始める。
以下略



268: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:50:38.93 ID:MM3qnhVfo

あい「……あ。 それって佐倉ちゃんと話してるんでしょ? 知ってるよー」

TB「……見てたのかい?」

以下略



269: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:51:05.32 ID:MM3qnhVfo


TB「……余裕だね? 僕ならすぐに叩き潰せると?」

あい「巴ちゃんや佐倉ちゃんが他の所からこっちに来るまで、たぶん数分はかかるでしょ? それならすぐに用は済むよ」
以下略



270: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:51:38.92 ID:MM3qnhVfo

右耳から聞こえ続けるコール音は、未だに鳴り止まない。
杏子の視界は揺れ続け、口元から荒い息遣いが聞こえてくる。


以下略



271: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:52:19.09 ID:MM3qnhVfo


TB「それは…… あすなろ市の魔法少女のことかい? 魔女を作ったという……」


以下略



272: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:52:52.51 ID:MM3qnhVfo

トウべえはあいの話を黙って聞いていたが、彼女がそう言ったところで口を開いた。


TB「僕も……そう思ったことはあるよ」
以下略



273: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/01(日) 23:54:29.88 ID:MM3qnhVfo

トウべえの背筋に、冷たいものが走る。
わけもなく体が震え、根拠のない不安が彼を襲った。

いや、本当はその理由をわかっているのかもしれない。
以下略



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