過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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◆T4SUG8REFC3M
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2014/03/26(水) 23:36:17.00 ID:QwHx9QVro
マミ「あう…… くっ!」
マミ(彼女がやっているのではないの……? それなら、これは……)
以下略
442
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:36:55.69 ID:QwHx9QVro
彼女がある予想に辿り着いた頃には、既に重力の異常は収まっていた。
しかしあいの慌てふためいた声は、未だに落ち着く気配がない。
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443
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:38:05.16 ID:QwHx9QVro
まず彼女の目に飛び込んできたのは、一面の黄色だった。
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444
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:38:33.82 ID:QwHx9QVro
『蛇の魔女』の存在をすっかり忘れて、マミはこの異常な世界をきょろきょろと見回した。
真っ白な背景に黄色い立体が並ぶだけの、低予算で作ったCGのような世界。
その無機質な雰囲気に、彼女はどこか懐かしさすら感じていた。
以下略
445
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:39:18.06 ID:QwHx9QVro
マミ「……これって」
以下略
446
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:40:25.78 ID:QwHx9QVro
マミ「っ! トウべえ!?」
以下略
447
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:41:38.89 ID:QwHx9QVro
そして眼下に広がる黄色い立体のうち、ひときわ高いものの屋上をめがけて突っ込んでいった。
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448
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:42:35.10 ID:QwHx9QVro
TB「あはは……ごめんね。 乱暴な移動手段しかなくて」
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449
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:43:21.06 ID:QwHx9QVro
TB「視界の中にあるものを、この異空間の中に引きずり込む魔法……」
TB「……僕自身の戦闘能力は皆無になるから、あくまで隔離するだけだけどね」
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450
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:44:26.82 ID:QwHx9QVro
黄色いのっぺりとした柵に背中を預けて座り込む彼の姿は、いつの間にか新しいものへと変わっていた。
白いシャツに黄色いベストを行儀よく着こみ、首元には黄土色のネクタイまできちんと締めている。
濃い茶色のズボンといい、羽飾りのついた同色の帽子といい、全体的に落ち着いた雰囲気の服装だった。
以下略
451
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2014/03/26(水) 23:46:01.46 ID:QwHx9QVro
きょとんしているトウべえから、マミは申し訳無さそうに視線を逸らした。
一時的に忘れていた疲れを思い出したように、膝をついて座り込む。
ぼさぼさに乱れたままの髪が、伏せられた顔を覆い隠した。
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