過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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449: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:43:21.06 ID:QwHx9QVro


TB「視界の中にあるものを、この異空間の中に引きずり込む魔法……」

TB「……僕自身の戦闘能力は皆無になるから、あくまで隔離するだけだけどね」
以下略



450: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:44:26.82 ID:QwHx9QVro

黄色いのっぺりとした柵に背中を預けて座り込む彼の姿は、いつの間にか新しいものへと変わっていた。

白いシャツに黄色いベストを行儀よく着こみ、首元には黄土色のネクタイまできちんと締めている。
濃い茶色のズボンといい、羽飾りのついた同色の帽子といい、全体的に落ち着いた雰囲気の服装だった。
以下略



451: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:46:01.46 ID:QwHx9QVro

きょとんしているトウべえから、マミは申し訳無さそうに視線を逸らした。

一時的に忘れていた疲れを思い出したように、膝をついて座り込む。
ぼさぼさに乱れたままの髪が、伏せられた顔を覆い隠した。
以下略



452: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:47:00.29 ID:QwHx9QVro


マミ「私は、あなたがそこまでするような……」

マミ「……あなたが期待しているような人間じゃ……無い」
以下略



453: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:47:41.07 ID:QwHx9QVro


TB「…………」


以下略



454: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:48:55.95 ID:QwHx9QVro


マミ「え……?」


以下略



455: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:51:11.95 ID:QwHx9QVro


TB「本当は正しさなんて諦めて……切り捨てたり、開き直ったりした方が楽なのかもしれない」

TB「それでも君は、正しくあろうとして、今も悩んでるんだろう?」
以下略



456: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:53:08.99 ID:QwHx9QVro

トウべえは腕にロープを巻き付けながら体を持ち上げ、もう一度立ち上がった。
一本足で飛びながらマミに近づき、ロープを巻いた腕をぎこちなく差し出す。


以下略



457: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:53:55.99 ID:QwHx9QVro


TB「もしそれに時間が必要なら、僕が……わっ!」

マミ「え? ……あ」
以下略



458: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:54:23.75 ID:QwHx9QVro


マミ「ふふ……十分よ。 ありがとう……」


以下略



459: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:55:11.24 ID:QwHx9QVro



マミ「……行ってくるわ、トウべえ」

以下略



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