過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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456: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:53:08.99 ID:QwHx9QVro

トウべえは腕にロープを巻き付けながら体を持ち上げ、もう一度立ち上がった。
一本足で飛びながらマミに近づき、ロープを巻いた腕をぎこちなく差し出す。


以下略



457: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:53:55.99 ID:QwHx9QVro


TB「もしそれに時間が必要なら、僕が……わっ!」

マミ「え? ……あ」
以下略



458: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:54:23.75 ID:QwHx9QVro


マミ「ふふ……十分よ。 ありがとう……」


以下略



459: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:55:11.24 ID:QwHx9QVro



マミ「……行ってくるわ、トウべえ」

以下略



460: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:56:13.76 ID:QwHx9QVro


………………


以下略



461: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:56:47.85 ID:QwHx9QVro


あい「……やっぱり、立花くんの仕業かな」


以下略



462: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:58:03.59 ID:QwHx9QVro

そしてどんな魔法であっても、それをかけた本人が死ねば、ほとんどの場合効果は消える。

ろくに動くこともできないような少年が、この世界の要なのだ。
きっと、ここを抜け出すこと自体は簡単なことなのだろう。
以下略



463: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/26(水) 23:59:23.39 ID:QwHx9QVro

あいが走っていたのは、左右に黄色い構造物が立ち並ぶ狭い道だった。
おそらく、構造物に置き換わる前は路地のような場所だったのだろう。

その奥のほう、つまりあいの前方に、黄色っぽい土煙がもうもうと立ち込めている。
以下略



464: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/27(木) 00:01:24.18 ID:JsxVHndbo

あいの前に再び現れた巴マミは、意外にも手ぶらの状態だった。
武器である銃を持つわけでもなく、トウべえのロープや、自分のリボンを握っているわけでもない。

それ以外はおおむね元のままだが、ただひとつ、乱れた髪で覆い隠された顔にはある変化があった。
以下略



465: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/27(木) 00:02:28.30 ID:JsxVHndbo


あい(確かに、そうすれば動揺して目を開けることも無いだろうけどね)

あい(視覚を捨てるなんて、思い切ったことをしたもんだ……)
以下略



466: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/03/27(木) 00:03:26.49 ID:JsxVHndbo

少しづつマミに近づいていく黒い指先を見て、あいは満足気に笑いながら時間稼ぎを再開した。


あい「へえ? だとするなら、この魔法は……色んなものを、選択的にこの異空間に引きずり込む力、かな?」
以下略



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