過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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586: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:20:24.78 ID:5cWIRsMMo

しかし言葉にせずとも、彼女の思いはカンナへと伝わっていた。
表情の変化があったわけではないし、カンナに深く洞察する余裕があったわけでもない。

ただ、あいのソウルジェムから放たれた薄紅色の光の糸に包まれた瞬間―― カンナはあいの感情を全て理解した。
以下略



587: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:21:35.00 ID:5cWIRsMMo


カンナ「あい、それって、もしかして……」

あい「ボクの…… 魔法……?」
以下略



588: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:22:38.03 ID:5cWIRsMMo

その日、ふたりは初めて誕生日を祝った。
お互いに無くてはならない相手が生まれたことを、お互いのために祝った。

世界にたったひとりだが、今は自分だけのために笑ってくれる人がいる。
以下略



589: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:23:34.49 ID:5cWIRsMMo


………………


以下略



590: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:26:25.64 ID:5cWIRsMMo


ふたりが出会ってから、しばらく経ったある日の深夜。

寝静まったあすなろ市の上空で、ふたつの光が激突していた。
以下略



591: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:28:09.95 ID:5cWIRsMMo

この結末に至るまでの道筋は…… わざわざ語るような物ではない。
決まりきった対立の末の、決まりきった戦いがあるだけだ。

そしてもちろん、ふたりの決着もその延長でしかなかった。
以下略



592: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:29:33.10 ID:5cWIRsMMo


カンナ「…………」


以下略



593: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:30:21.62 ID:5cWIRsMMo


カンナのソウルジェムが淡く輝くのを見る一瞬前に、ミチルは彼女が何をするつもりなのか理解した。
だがミチルの方もぎりぎりまで消耗していたため、その時には既に手遅れだった。

以下略



594: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:31:59.86 ID:5cWIRsMMo


………………


以下略



595: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:33:14.38 ID:5cWIRsMMo


QB「非合理的で不可解な行動をとるのは、上手く出来上がったということなのかもしれないけど……」

QB「せめて理由くらいは教えてくれても良いんじゃないのかい?」
以下略



596: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:34:54.38 ID:5cWIRsMMo

無視されたことを特に気にするわけでもなく、キュゥべえは淡々と詮索を続ける。
あいの方もそれを不愉快に思っているわけではないのか、今度はゆっくりと首を横に振って彼の質問に答えた。


以下略



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