過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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650: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 17:56:14.33 ID:S+hotYDio

それを聞くと、ほむらは嘲るように口元を釣り上げて笑った。
木の幹にもたれかかりながら腕と足を組み、少し首を傾げてあいを見る。


以下略



651: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 17:58:47.12 ID:S+hotYDio

目の前の相手を何の遠慮もなく馬鹿にし続けるほむらを見て、あいは怒りよりも先に不安を覚えた。
地雷を取り払ってもまだ余裕があるということは、それが罠の全てでは無いことに他ならないからだ。

きっと、彼女はまだ何かを隠し持っているのだろう。
以下略



652: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:01:41.02 ID:S+hotYDio


ほむら「…………」

あい「今のところ火薬の臭いはしないけど、何かできっちり密閉すれば漏らさないこともできるでしょ?」
以下略



653: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:03:05.69 ID:S+hotYDio


次の瞬間、あいは魔女と共に、ほむらから一旦離れるようにして走りだした。


以下略



654: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:07:01.67 ID:S+hotYDio


ほむら「ああ……そうそう、さっきの質問の答えだけれど」


以下略



655: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:08:33.42 ID:S+hotYDio

複数の轟音と爆炎。
その力に吹き飛ばされて来た、無数の礫。


以下略



656: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:11:34.82 ID:S+hotYDio


火柱とともに巻き起こった爆風や衝撃波自体は、魔女の体に触れた瞬間全て消えてしまっていた。

しかし爆発の時に飛散した木の破片や、ほむらによって意図的に爆弾の周囲に埋められていた金属片は、
以下略



657: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:13:23.54 ID:S+hotYDio

体のあちこちに木片が突き刺さっていて、特に腹部と腿に刺さった大きめのかけらは完全に貫通している。
片腕は奇妙に捻くれ、片足は千切れかけ、焼けただれた片目はおそらく潰れていた。


以下略



658: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:14:54.20 ID:S+hotYDio

ほむらは少女の方へは行かず、まっすぐにあいの所へ歩いて行った。

その代わり、少女の周りにはどこからか現れた数体のテディベアが駆け寄って行く。
テディベアは協力して眠っている少女の体を持ち上げ、焼け跡の外の、まだ無事な林の方へと運び出す。
以下略



659: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:17:53.43 ID:S+hotYDio

あいは火傷になっていない方の口元を、引きつったようにつり上げた。
本人としては、皮肉っぽく笑ってみせたつもりだったのかもしれない。


以下略



660: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/11/03(月) 18:22:29.47 ID:S+hotYDio

無表情のままさらりと答えるほむらを見て、あいは軽く咳き込みながら声を上げて笑った。


あい「は、はは……確かに、何もなければ、こんな所に入ってこなかったのになあ」
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