15:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:49:33.11 ID:d1TghNs8o
八月一五日 午後八時五五分 とある路地裏
夜空の月明かりが輝いて見える程の闇に包まれた中、
常盤台中学の制服を着た少女が立っていた。
16:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:49:58.72 ID:d1TghNs8o
「まァそれはさておき、今日やっとオーダーメイドの服が出来たンだ。
お前らを殺して貰った金で買ったンだが、どォだ?」
17:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:50:24.69 ID:d1TghNs8o
「ほンっと、クッソつまンねェ人生送ってンなァ。
なンか趣味とかねェのか? 例えば、本読んだりとかよォ」
「本、ですか。そういえば、研究所に『走れメロス』という本が
18:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:50:50.88 ID:d1TghNs8o
「いきなり、どうしたのですか? とミサカは被験者の精神状態を心配します」
「いやァ、まさかお前らの口から面白れェ冗談を出るとはなァ。
今のは完全に不意打ちだっつゥの、ったく」
19:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:51:24.20 ID:d1TghNs8o
「あの本の中では勝ったのはメロスだ。だが現実はそォとは限らない。
お前らに見せてやるよ、メロスがディオニスに変わる瞬間を。
まァ、とりあえずお前は絶対見れねェけどな」
20:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/12(木) 23:54:17.68 ID:d1TghNs8o
今回はここまで
次回の更新は不定期になりそうです、すいません
それではまた
21:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/12(木) 23:57:03.77 ID:1mgOPzZP0
乙
斜め上の展開を期待してるぜ
22:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:16:27.19 ID:3bEkkPSeo
どうも、>>1です。
「俺」と「オレ」
「僕」と「ボク」
「私」と「あたし」と「わたくし」
23:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:16:53.24 ID:3bEkkPSeo
八月一五日 午前九時ジャスト とある路地裏
「ヒャッハッ!」
24:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:17:25.68 ID:3bEkkPSeo
だが、針金のように細い右腕が少女に突き刺さるかのように思えた瞬間
少女はまるで伸縮したバネが一気にはじけるような動きで横合いに飛んだ。
25:モヤシンズグリード ◆TspHqBVqH9jK[saga]
2013/09/15(日) 10:17:55.55 ID:3bEkkPSeo
「そこで避けるとはなァ、さすがに一万回ぐれェになると
俺の動きとかも大体予測ぐらい出来たりすンのかァ?」
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