過去ログ - 霧切「苗木君、貴方には死んで欲しかった」
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23:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 12:33:50.96 ID:uss/R0TTo

「努力している手だって爛れたり、汚れたり傷ついたりしてるよね」

彼はゆっくりと手を伸ばす

恐れていた接触は、容易く受け入れられてしまった

優しい温かさが私の手を包む

「でも、汚いなんて思わない、醜いなんて思わない。それと一緒だよ」

「っ……ずるいわ、苗木君」

「そ、そうかな……僕は思ったことを言っているだけ――って霧切さん!?」

隠していた感情があふれていく。

一粒二粒……それは粒から流れへと変わっていく

「馬鹿、みたいじゃない……」

勝手に悩んで、苦しんで、

挙句に死んで欲しいと願い、見殺しにしようとし、

最終的には殺そうとまでして……

「……霧切さん、その、僕はこういう時どうしたら良いか解らないから、間違ってたら怒ってくれて良いから」

苗木君はそう言い、手ではなく私の体を包んだ


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