32: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:46:59.41 ID:zX+7aILj0
そう言い、桐乃の方をちらっと見る。
沙織「はっはっは。 確かに、性格から考えるとそういった物は苦手そうですな」
京介「へへ、だろ?」
33: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:47:26.75 ID:zX+7aILj0
沙織「トランプが弱いと言っておりましたぞー」
ちくりやがった! こいつ案外酷いな!
桐乃「ふうん。 上等じゃん。 犬がご主人様に勝てると思ってんの? ん?」
34: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:48:04.26 ID:zX+7aILj0
んで、やることとなったゲームは『ダウト』。
順番にカードを捨てて行って、嘘か本当か見破るって奴。
京介「で、俺からでいいのか?」
35: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:48:31.77 ID:zX+7aILj0
まあ、さすがにいきなりばれることは無いだろうし、適当に余ってる奴を捨てるとしよう。
京介「1」
桐乃「はいダウトー!」
36: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:49:08.30 ID:zX+7aILj0
へいへい。 分かりましたよ。
黒猫「いきなり嘘とは関心しないわよ。 先輩」
黒猫が俺の出したカードを確かめながら、そう言う。
37: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:49:42.55 ID:zX+7aILj0
嘘くせーぞ。 嘘くせーが……本当だったときが不利になっちまう。 確実に嘘だと分かる時に言わなければ。
堅実に、だ。
京介「俺だな。 5」
38: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:53:03.77 ID:zX+7aILj0
京介「俺か。 4」
桐乃「ダウトダウトダウトー! ふひひ」
なんかおかしいぞ! 何でこいつは正確に俺の嘘を見破ってくるんだ。
39: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:53:29.92 ID:zX+7aILj0
場にはかなりの枚数。 今度これを引かされたら、勝ち目は本当に消えて無くなる。
そして俺がカードを捨て、黒猫に順番は回る。
手札の枚数的には、俺が5枚。 桐乃が6枚。 沙織が3枚。
40: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:53:55.33 ID:zX+7aILj0
桐乃「……」
京介「おいおい、このままだとお前がビリだぜ?」
沙織「拙者は申し訳ありませぬが、この順位で納得しているので……」
41: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/15(日) 15:54:29.42 ID:zX+7aILj0
桐乃「ふん。 まぁ良いし。 んじゃ、ダウト」
黒猫「……いつか必ず仕返しするわ」
……おいおい、それ嘘かよ。
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