90: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:04:50.29 ID:6iSTMOMz0
どのくらい経っただろうか。 肩を揺らされる感覚。 その所為で目を覚ます。
ぼーっとした頭で目の前にある人影を確認。
黒猫「いつまで寝ているのよ。 あなたたち」
91: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:07:04.16 ID:6iSTMOMz0
隣で桐乃は寝ていて、部屋の中には黒猫と沙織。
沙織はどうやらガイドブックやらを眺めており、床には地図やらが散らばっている。
鍵は開けていたので入れたのだろう。 で、俺たちが寝ているのを見て、この場で軽く暇潰しをしていたってところか。
92: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:07:31.59 ID:6iSTMOMz0
京介「なんなら起こすか?」
と、聞いたのだが。
黒猫「可哀想じゃない。 気持ち良さそうに寝ているのに」
93: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:08:24.91 ID:6iSTMOMz0
黒猫「いつもこうして寝ていれば良いのよ。 この女は」
それは色々と困るだろうが。 確かに綺麗だけど、眠り姫じゃあるまいし。
京介「しかし喉渇いたな……ちょっと自販機まで行ってくるけど、お前らなんか飲むか?」
94: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:10:07.90 ID:6iSTMOMz0
京介「俺も後で飲んでみるよ。 で、黒猫は? なんなら一緒に来るか?」
黒猫「では、そうしようかしら。 桐乃が起きていたら不可能だから」
京介「そういう言い方をされると浮気しているみたいで嫌なんだけど……」
95: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:10:45.37 ID:6iSTMOMz0
旅館内は暖房が入っているおかげもあり、薄着でも問題は無いくらいだった。
京介「にしても、さすがは北海道って感じの気温だよなぁ」
黒猫「そうね。 千葉と比べれば寒すぎるわ」
96: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:11:28.49 ID:6iSTMOMz0
京介「……お前、会話続ける気無いだろ?」
黒猫「そうだけど、問題あるかしら?」
京介「すっげえあっさり言いやがったな……」
97: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:13:06.09 ID:6iSTMOMz0
京介「おう。 何でも来い」
やがて階段に差し掛かり、俺が少し先を歩く形で進んで行く。
黒猫「あなたが他の女と遊ぶのは?」
98: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:14:12.90 ID:6iSTMOMz0
京介「で、帰る時間は伝えておく」
黒猫「……そう」
京介「ああ、後遊んでいる間にもメールはするかな」
99: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:14:56.97 ID:6iSTMOMz0
京介「で、帰る時間は伝えておく」
黒猫「……そう」
京介「ああ、後遊んでいる間にもメールはするかな」
100: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/19(木) 00:15:56.53 ID:6iSTMOMz0
京介「そうは言ってもさ、あいつのメール昔に比べて全然可愛いからよー」
やべ、自然と顔がにやけてきた。
黒猫「まさかここまで来て惚気が始まるとは思わなかったわよ」
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