過去ログ - クリスタ「いつか私も追いつくからね」
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72:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:53:01.84 ID:66TWKwT30
 立体機動装置の柄を握り、トリガーに力を込めてアンカーを射出しようとした。

 今すぐ、エレンの元に向かうため。

 でも、それもユミルよって阻まれた。
以下略



73:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:54:16.57 ID:66TWKwT30
 三人の会話の間に、私も少し落ち着いた。

 コニーの言葉に、疑問を覚える事ができる程度には。

クリスタ「巨人化って?」
以下略



74:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:55:33.27 ID:66TWKwT30
 死んでくれ、と指令が話を終えた瞬間、私たちは近くの建物の屋根に登り、なるべく高い位置から壁の上を目指した。

 勝手に動くな、と上官や先輩方から言われたけど、そんな言葉で止まる気なんてない。

 そして、私たちは無事に壁の上に到着する。
以下略



75:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:57:02.29 ID:66TWKwT30
 馬鹿な事を言っていないで元の場所に戻れ、と上官方から怒鳴られる。

 それでも、私たちは頭を下げ続けた。

 そのおかげか、ハッハッハ、と指令は笑い声を口にする。
以下略



76:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:58:27.91 ID:66TWKwT30
エレン「……お前ら、無事だったんだな」

ユミル「おかげさんでな」

コニー「そんな事より、巨人化って何の事だ? お前、巨人だったのか? 人間滅ぼすのか?」
以下略



77:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 01:01:37.77 ID:66TWKwT30
コニー「証明する方法……そうだ。俺から質問するぞ? 本物のエレンだったら答えられるはずだ」

エレン「それで納得できるんなら、なんでも聞いてくれ」

コニー「ジャンの面はどんな感じだったか、覚えてるか?」
以下略



78:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 01:02:19.02 ID:66TWKwT30
 私の知っているエレンが、私の聞いていた声で、なにも変わらずコニーたちと話している。

 今更だけど、これは夢のような気がしていた。

 私にとって都合のいい夢。
以下略



79:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 01:03:11.69 ID:66TWKwT30
ユミル「話したい事があるんだろ? おい、馬鹿、芋女、その辺にして後はクリスタに譲れ」

コニー「馬鹿じゃねぇよ!」

サシャ「芋女って呼ばないで下さい!」
以下略



80:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 01:04:23.72 ID:66TWKwT30
 言わなきゃ、ごめんなさいって。

 何に対して?

 エレンが死んだと聞いても、悲しまなかった事に対して?
以下略



81:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 01:05:47.52 ID:66TWKwT30
エレン「泣くほど心配させちゃったのか? あ〜、悪かったよ」

 私にもわからない。

 そう言いたいのに、本当に声が出ない。
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