過去ログ - ほむら「それは、もう一つの結末」 完結編
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◆LeM7Ja3gH2ba
[sage saga]
2013/09/11(水) 17:26:29.83 ID:CqqKe4Aqo
魔女という存在は、現れる時に『結界』と呼ばれる空間を生み出す。
結界内の様子は魔女によってガラリと変わるが、
人間の目にはどれも異質で、非現実的な異世界に感じる所は共通している。
ほむら(……そういえば、こんな奴も居たわね)
ちなみに、現れた魔女は周囲の適当な人間に『魔女の口づけ』と形容される刻印をして、
そのターゲットにされてしまった人に自殺等、自らを滅ぼす行動に走らせたりもするのだが……
今回、それは問題無いだろう。
逃がしたり、他人が狙われる前に、さっさとここの魔女を倒してしまえば良いのだから。
……が、拘束されている今の状況では戦えない。
私に密着しているものには私の能力は無効なので、時間を止めても意味が無いし、
そもそも腕が使えなければ時間操作自体が出来ない。
ほむら(……上手く巴さんを説得してリボンを──)
しかし、私が思考を終える前に、
マミ「もうっ、今取り込み中なのに」
シュウンッ。
ほむら「?」
巴さんのため息と共に、私の拘束が解けた。
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