66: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:17:11.91 ID:TpJlJ2luo
「やのに、ウチ、こんな…そ知らんフリして……最低よな。
ごめん、ごめんな……ウチのせいで…」
どんどん、涙があふれてゆく園城寺さん。
ちょっとためらったけど、その頭を、撫でた。
「大丈夫や」
「え?」
「まぁ、私が守りたかったから守っただけやろうし」
その事実を聞いても、この子に憤りも何も感じない。
たぶん、私にとってそれだけ大切な子だったのだろう。
「とりあえず、今生きてるだけで、御の字やから」
そう言って、我ながら恥ずかしいことを言ったなと、頭を掻いた。
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