92: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/19(木) 00:05:16.35 ID:XzdM6Srqo
――
――
「じゃあ、竜華先輩、私はこれで」
「……ん。ごめんな?今日はありがと」
竜華先輩の言葉がチクリと刺さる。
「お礼を言われることは何もしてないです。じゃ、また」
「……うん。バイバイ」
悲しい笑顔で手を振る先輩。
愛しいのに、見るのが辛くて、振り返った。
「はぁ…………」
病室の扉を閉め、思わずため息。
『よっしゃ、出し抜いたで。園城寺先輩を』
黒い自分の呟きに、もう一度ため息を返す。
(いや、最低やで……コレは)
148Res/70.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。