452: ◆MY5me9jWdo
2014/02/01(土) 23:43:26.72 ID:zmXpwe9io
「おっ、ええやん、自分華あるで!」
……なんなんだこの公開処刑……。
本来この映像を見せて空気を凍らせるのが目的だったのだが、映像はよんまにしか見えておらず
プロジェクター経由からは映像は映し出されなかった。
453: ◆MY5me9jWdo
2014/02/01(土) 23:43:54.47 ID:zmXpwe9io
周りの空気は和やかであった……が。俺の心は相当に抉られてしまった気がする。
その後、次のカップルに話題が切り替わった後も放心状態だった……。
そして、最後にカップルたちはお互いに愛の言葉をぶつけ、審査に入る過程に入った。
はっきり言って、よんまの下りは必要だったのかと……。ただトークしたかっただけではなかったのかと……。
454: ◆MY5me9jWdo
2014/02/01(土) 23:44:23.60 ID:zmXpwe9io
「関目くん。私は……世界中のだれもがダメとか言っても、関目くんが好き。」
「私の事を思って、私の将来のためだって……突き放すけど……それも関目くんの優しさだって…知ってる」
「関目くんは……世界中の誰より、私にやさしい……。だからその……今日こうやってドレスも着たの」
455: ◆MY5me9jWdo
2014/02/01(土) 23:44:49.65 ID:zmXpwe9io
苦しめたくないから苦しめている矛盾に気づいていたが、それこそが最大の苦しみだった彼女。
気がつけば俺は彼女にとって大きすぎる存在になってしまった。
俺は彼女にとっての何なのか、そして彼女にとってどうあるべきなのか。
客観的に見てどうなのか。俺は彼女に相応しい存在になってしまったのか?
それとも、彼女が俺に合わせてきたのか……?
456: ◆MY5me9jWdo
2014/02/01(土) 23:45:15.31 ID:zmXpwe9io
「関目くん」
「ん? 東福寺か……ごめんな急に」
「とってもうれしい。関目くんから抱きしめられたの初めてだし……」
457: ◆MY5me9jWdo[続く]
2014/02/01(土) 23:45:47.07 ID:zmXpwe9io
今日はここまで。迷走しすぎやな……すみません。
458:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/01(土) 23:58:21.02 ID:LsV06hqW0
おつ!いい流れになってきたな
これからに期待
459: ◆MY5me9jWdo[再開]
2014/02/02(日) 22:50:51.41 ID:RwTeIbhMo
今までの俺の物語はマイナーコードだった気がする。
どれも斜めから構えて、どこにも付け入る隙を与えていなかった。
誰も入り込まないと思い込んでいたからこそ、慌てふためいてどうしようもない気分だったのかもしれない。
460: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:51:17.12 ID:RwTeIbhMo
「うるさい」
「なぁどこまでいったんだよ?」
「どこもなにも行ってねぇよ……」
461: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:51:45.90 ID:RwTeIbhMo
だが、そんなことも割りと早かったみたいだ。
ベタだが、下駄箱に手紙が入っていた。
462: ◆MY5me9jWdo
2014/02/02(日) 22:52:12.57 ID:RwTeIbhMo
「よう」
現れたのはどっかのクラスの男子だ。
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