過去ログ - 沢嶋「1号さん、パー子さんの正体を知らないのですか?」
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30:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/14(土) 00:48:51.48 ID:wtlZPl1Y0



パーやん「おっさん。さっきの戦い、なんで爆弾を使わんかったんや?」

ギャングボス「そ、それは、そんな物がここで爆発したら、ワシらも巻き込まれるから……」

パーやん「そうや。ワイも、さっきはそう考えてしもうた」

パーやん「爆弾が見つかってすぐ、おっさんが小金山邸爆破の事をしゃべり出したせいで考える時間がなかったからや」

パー子「そうか! このコンテナの爆弾を調べられたくなかったからね!」

パーやん「それと自分らが逃げる時間を稼ぎたかったんやろな」

パーやん「実際に小金山邸で爆発しとったら、ワイら今頃救助活動中や」

パーやん「こン中から『グンマーの星』を取り出してまんまと高飛びされとったやろうなあ」

1号「おじさんたちのケンカも全部お芝居とはねえ。アキレタ」

ギャングボス「ふん!」

パー子「でも、どれが本物の爆弾か、宝石入りの偽爆弾か。それに宝石の数も分からないわね」

1号「『グンマーの星』以外にもあるかもしれないもんな」

ギャングボス「いいか、その爆弾はお前らのような素人が開けると爆発する精密なものだ!」

ドロボー親分「こうなったら最後の意地だ。絶対に何もしゃべらんぞ」

パーやん「別に開けんでもええやろ」

ギャング「なんで?」

パーやん「ちょっと手間はかかるけど、ワイの竿秤で重さを量っていったらええねん」

1号「それパーやん運送で重さを量るのに使ってる奴だね」

パーやん「宝石が入っとるのは、宝石の大きさや数で重さにバラつきがある」

パーやん「逆に本物の爆弾は重さが同じやろ」

パー子「ちょ、ちょっとパーやん、砂か何かで重さを揃えてるって事はないの?!」

パーやん「おっさんらの脅し文句から考えて、よっぽど爆弾に触って欲しうないんやろうから」

パーやん「きっとそこまで手間はかけてないやろ。それにやな――」

1号「?」

パーやん「ここで本物の爆弾を開けたら、おっさんらもただではすまん」

パーやん「きっとおっさんらも協力してくれると思うなあ、ボク」ニタリ

1号とギャングボスたち「こ、怖い!」ガクブルガクブル

ブービー「バッキャ」





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