過去ログ - フィアンマ「それで、いつ結婚するんだ?」オッレルス「げほっごほっ」
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1: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/09/14(土) 01:38:09.79 ID:RBPHVJ3B0


「それで、いつ結婚するんだ?」

目の前の男の問いかけに。
曲がりなりにも旧神を名乗る、魔神のなり損ないたる魔術師は、口に含んでいる水を吹き出すかと思った。
赤髪の青年は聖職者であり、恋愛ごとには一切興味の無さそうな素振りしか普段は見せていない。
そして、この問いかけの指し示すオッレルスの結婚相手は、勿論彼などではなく。

「……シルビアとはそういう間柄じゃない」

水を飲み込み、ひとまず落ち着きを取り戻す。
彼女は『下女すなわちメイド』だ。
その職務は巫女的役割を兼ねるし、結婚など許されようはずもない。

そもそも。

世界中から追われている魔術師が、結婚など出来るものか。
彼女を幸福に出来る自信がないのに、して良いはずがない。

「彼女はいつかイギリスに戻る。
 今は私に付き合ってくれているが、それは添い遂げる様な類のものではない。
 立場的にも、自信の無さを考えても、彼女と結婚は出来ないよ」
「ありとあらゆる条件が取り払われれば、或いはしたいと、そういうことか」
「……」

常は日常生活でもない限り動揺を見せぬオッレルスの顔色が変わる。
具体的には、それは図星を突かれた際に出る様な羞恥の表情だった。

「げほっごほっ」
「水で噎せるとはそうとう動揺しているな」

くすりと笑い。
フィアンマも水を飲みながら。





―――彼の瞳は、どこまでも無感動に照明を眺めていた。

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2: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/09/14(土) 01:40:58.42 ID:6pkUO+Df0

・寝取りっぽい様なホモスレ

・オレシル前提のオレフィア(フィレルス?)

以下略



3:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/14(土) 01:41:03.65 ID:RBPHVJ3B0



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