過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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203: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:41:08.44 ID:1FNBzH6K0
授業中 あかりの脳内

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生徒A『でもあかりちゃんがいたらもっと盛り上がっただろうな〜。今度は一緒に行こうね!』

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あかり(えへへ、嬉しかったなぁ、あの言葉。あかりが昨日カラオケに行けなかったことを気遣って
    言ってくれたんだね。あかりは幸せ者だよぉ。
    京子ちゃんや結衣ちゃんだったら多分言ってくれなかっただろうねぇ)

だが、あかりの心の中はモヤモヤしたままだ。

あかり(確かに今の生活は最高だし、毎日がとても充実してる。ここ東京での新生活は毎日が楽しくて幸せ。
    ・・・のはずなんだけど、何だろう何かが違うっていうか何かが足りないっていうか・・・。
    なんだかすごくモヤモヤするよぉ)

あかりはちらりと向日葵の方を見た。向日葵は熱心に授業を聞いている。今日は向日葵とは一度も話していない。
それは昨日向日葵が、決断するまでは話しかけないで欲しいとあかりに言ったからだ。

向日葵のことをじっと見つめながら考え込んでいたあかりはあることに気がついた。

あかり(そうだ、この感じ、なんか既視感があるなって思ったら、七森中ではあかりの前の席が
    向日葵ちゃんだったからいつも授業中は向日葵ちゃんの背中が見えてたんだ。
    七森中かー、懐かしいなぁ・・・)

あかり(・・・)

あかり(・・・)

あかり(・・・)

あかり(そっか、分かった・・・。何が違ってて何が足りないのか・・・。
    そうだよ、今の生活に足りないのは・・・)


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