過去ログ - 灰原「工藤君は私のものよ!」 灰原’「いいえ、私のものよ」 コナン「!?」
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291:名無し[saga]
2013/09/30(月) 15:02:07.06 ID:jJF9FhDB0
新一「よし…着いたぜ」

哀「ええ、ご苦労様」

新一「案内するよ、花は持ったか?」

哀「ええ、行きましょう」

直接お姉ちゃんの最後を私は見たわけでは無い。

それでもやはり胸が高鳴ってくる。

彼の心中は、どうなっているのか。

死にゆくお姉ちゃんを救えなかった。

その事をずっと胸に秘めていたことが、車中の会話でよくわかった。

彼はああ言ってくれたが、彼をここにつき合わせたのはやはり無神経だったのかもしれない。

新一「…この辺りだ」

哀「ここが…」

新一「ああ、彼女はここで俺に組織の僅かな手がかりを残して逝ったよ」

新一「ほんの僅か早ければ、撃たれる前に助けられたのかもしれねーのにな…」

哀「いっちゃん…」

とても悲痛な顔をしている、普段は目にすることのない表情だ。

やはり彼にとってもこの場所は心の傷だったのだ。

…だからこそ、ここで区切りをつけなければ。

2人で一緒に。

哀「…お姉ちゃん、聞こえる? 」

哀「私もすっかり大人になっちゃった」

哀「今あったらびっくりするかもね」

哀「あの日から、色々あったけど何とか生きてきたわ」

哀「隣にいる人、誰かわかる?工藤新一くんよ?」

哀「お姉ちゃんを最後に助けてくれた人、今は私の旦那さんだよ」

新一「哀…」






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