過去ログ - P「俺にしか貴音が見えない」
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36:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:48:44.43 ID:KoVYOW1+o
鳥居を潜り境内に入る。本当は清めるために手水舎に向かうのが正しいのだが、生憎ここの神社はその手水舎の水が出ない。だから直接拝殿に向かう。いや、本殿と言ったほうが良いのか。一般的に神社は手前に拝殿で、奥に本殿があるのだが、小さい位神社は本殿と拝殿が一緒の神社がある。
今回貴音と二人っきりでお月見をする場所は本殿と拝殿が一緒の神社である。小さいとは言っても手水舎があるのでちょっとは大きいのだろう。
ちょっと脱線するが神社には鳥居・拝殿・神殿が必ずある。それだけだが、こういう話は貴音のドラマのための前知識として頭に詰め込んできた。もちろん脚本家の話に合わせるためと貴音と確認するためである。


俺からすれば貴音と。端から見るとおっさんとうさぎ。別に誰にも見られていないこの時間なら別に気にする必要などない。


「いえ、見られていますよ」

「誰に?」

「ふふふ。見上げてください」

「……あー」

「そうです。お月さまです」

「そうだった。やれやれ。お参りをしよう。今度は先に食べるなよ」

「あなた様が持っていれば大丈夫です」




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