4:1レスが短くてすみません[saga sage]
2013/09/15(日) 08:16:04.43 ID:KoVYOW1+o
再びチャンネルを戻した。司会者である春香・千早・美希がその場しのぎのアドリブ会話をしていた。おかしい。
ふと俺は携帯で律子に確認を取ろうと転がっていた携帯を拾うと……
新着に5件。律子からの電話があった。更にタイムリーに現在もマナーモードなので形態は震え続けていた。
5:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:16:51.63 ID:KoVYOW1+o
わざわざ5件も律子が身体の具合を聞いてくるようなお人好しじゃない。
俺は本題に入った。律子は慌てているようなのかわからない。
ただ、一言
貴音を知りませんか?
6:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:17:41.99 ID:KoVYOW1+o
なるほど。俺はスケジュール帳の本日の予定を確認してみる。
確かにラーメン探訪はあった。しかし、今日は予定にないはずの菊池真改造計画が長々とやっていた。合間をとってたまにあみまみちゃんが入っている。今日の視聴率は悪いな。
「ご存知ですか?」
7:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:19:01.44 ID:KoVYOW1+o
律子は困り果てたようで、俺に聞いてきたのだ。とはいっても、知らないものは知らないのであり、ここで沈黙や電話をしていても貴音が見つかるわけではない。
結局俺が言えたことは生っすかをちゃんと最後までやって、終わってから貴音探しをするべきだと伝えた。アイドル達にもそう伝えてくれと言った。
律子はそれに素直に従ってくれて電話を切った。
珍しいこともあることだ。貴音が無断欠席だなんて……。
8:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:19:36.24 ID:KoVYOW1+o
次の日
今日も休めば身体にとっては優しいものだが、昨日の分の返上をしないといけないので朝早く家を出た。通勤用ママチャリに乗って事務所にも一番早くついて、今週のスケジュールを確認する。
確認を取り、コーヒーでも飲もう。のんびり、コーヒーでも淹れている間に二番手の音無さんが来た。音無さんは私にもくださいと言ってきたのでブラックを淹れてあげた。
9:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:20:21.13 ID:KoVYOW1+o
その後、社長に律子が来て俺は謝罪して本日の仕事が始まった。とはいっても俺はアポを取ってあるので午前中の仕事はサクサク終わった。
問題は午後のレッスンの送り迎えと営業の送り迎えというそこそこのハードスケジュールをするのが本日の大きな仕事である。
まあレッスンはまだしもこの営業に遅刻は厳禁なので送る順序があるわけで、交通量か信号さえ味方してくれれば楽勝なのである。
10:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:21:08.71 ID:KoVYOW1+o
「そーいえば、今日事務所に来る途中で珍しい生き物亜美と見つけたよー!」
「珍しい? ネズミか?」
「んっふふ〜知りたい?」
11:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:22:12.15 ID:KoVYOW1+o
今日の全員の仕事は終わった。
結局貴音は来なかった。二日続けて無断で休むのは良くないのだが、今週は営業を入れていないので、営業先に謝罪の電話をしなくて済んだのは幸いだ。
病み上がりの俺には少しきつかったけど終われば楽になれる。
そんなわけで事務所を後にして、俺は通勤用のママチャリに乗って事務所をあとにした。
とは言っても今日は自転車を漕いで帰るのは少し危なきがしたので、押して帰ることにした。
12:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:22:56.61 ID:KoVYOW1+o
家について俺はベッドに倒れた。
身体の調子はまだよくない。変に疲れが残っている状態で仕事をしてきたせいか、ぶっちゃけると二日続けて休みを取りたい気分だ。というかもう何も食べずに寝たい。
そんなわけでお休みと行きたい時にピンポーンとインターホンが鳴った。
珍しいこともあることだ。こんな時間にインターホンが鳴るなんて明日は休めるに違いない。
13:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/15(日) 08:23:38.27 ID:KoVYOW1+o
俺はタックルをくらい押し倒された。軽く意識が飛びかけた。
バタンとドアが閉まりゆっくり視界を確認する。見慣れた銀色の髪の少女に押し倒されている。
誰かわかった。二日間連絡の取れなかった。四条貴音がそこにいた。その貴音に押し倒されて抱き着かれているところまでわかった。
だが、貴音は少しどころかすごい格好をしていた。長いうさぎの耳に蝶タイ。見えそうで見えない露出した胸。さらにその胸を隠している黒い服と、足をセクシーに見せるの黒網タイツ。
そして、お尻の部分に丸くて白い尻尾。要するにバニーガールの恰好をした貴音が家に押しかけてきたのである。
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