130:1[saga]
2013/09/19(木) 21:29:55.45 ID:HkcRUVai0
神戸「ゴクゴク………ブッ!!!!オゲェ!ゲホッ!ゲホッ!何ですかこのお酒!?
まるで腐ってるじゃないですか!!」
達也「腐ってるってバカな!?数日前に買った酒ですよ!
その証拠に賞味期限だってまだ日数があるんですから!」
131:1[saga]
2013/09/19(木) 21:30:25.99 ID:HkcRUVai0
右京「勿論その可能性はあります、しかし問題は何故この清酒が数日前から台所に
放置されているのかです!
ビール缶の散乱っぷりからして達也さんは酒豪だと思います。
では何故、数日前に買った清酒を飲みもせずに台所に放置したのか…
もしかしたらこの清酒は本来飲むために買った物では無いのではありませんか!」
132:1[saga]
2013/09/19(木) 21:30:58.13 ID:HkcRUVai0
右京「それは恐らく…達也さん、あなた…響子さんの忠告を無視してあの物件を
売ってしまったのでしょう。」
達也「ハイ…幽霊なんて迷信だと思って…けどこっちだって商売なんですよ!
いくら事故物件だからって都内にある物件を遊ばせとくなんて出来るわけがないでしょ!
133:1[saga]
2013/09/19(木) 21:31:58.65 ID:HkcRUVai0
響子「う゛がぁぁぁぁぁ!もうダメ!みんな…みんな殺される!?」
神戸「落ち着いて!どうしますか杉下さん?」
右京「響子さん!僕たちの事がわかりますか?この家で何があったのか教えてください!」
134:1[saga]
2013/09/19(木) 21:32:50.61 ID:HkcRUVai0
神戸「まさか杉下さんは旧佐伯家にも何かあると疑っているんですか?」
右京「そう考えるべきだと思いますよ、この状態の響子さんを見ればね…」
神戸「わかりました、それで現在佐伯家に入居している方は何というお名前ですか?」
135:1[saga]
2013/09/19(木) 21:36:34.96 ID:HkcRUVai0
翌日、右京はさっそく旧佐伯家に現在住んでいる北田夫妻を尋ねるため家の前にいた。
それから少し遅れて神戸もGT-Rに乗って到着した。
神戸「すみません、お待たせしちゃって!」
136:1[saga]
2013/09/19(木) 21:37:04.01 ID:HkcRUVai0
〜旧佐伯家〜
ピンポ〜ン
137:1[saga]
2013/09/19(木) 21:37:51.46 ID:HkcRUVai0
右京と神戸は良美に招かれるまま家に入ろうとしたが、右京は家に入る前に庭である物を発見する。
右京「おや、これは?」
神戸「どうしたんですか?先に入っちゃいますよ。」
138:1[saga]
2013/09/19(木) 21:38:23.42 ID:HkcRUVai0
こうして神戸だけが先に家の中に入っていった。
残った右京は先ほど発見した物を調べていた、それは小包の入っていた紙袋であった。
当然ながら中身は入っていなかった、しかし宛先の名前蘭には気になる名前が記入されていた…
そう…名前には……佐伯伽椰子という名前が記入されていたのだから…
139:1[saga]
2013/09/19(木) 21:39:16.42 ID:HkcRUVai0
神戸「ハァ…ハァ…なんとか間に合ったようですね!」
右京「神戸くん…先ほど家の中に入ったキミがどうしてここに?」
神戸「杉下さん!ここはもう危険です!早く逃げましょう!」
140:1[saga]
2013/09/19(木) 21:40:03.09 ID:HkcRUVai0
そんな右京と神戸が立ち去る姿を窓越しから良美は不気味な目つきでジッと見つめていた。
神戸「あの…奥さん、どうかなされたんですか?」
良美「いいえ、それよりもお連れの刑事さん遅いですね。」
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