134:1[saga]
2013/09/19(木) 21:32:50.61 ID:HkcRUVai0
神戸「まさか杉下さんは旧佐伯家にも何かあると疑っているんですか?」
右京「そう考えるべきだと思いますよ、この状態の響子さんを見ればね…」
神戸「わかりました、それで現在佐伯家に入居している方は何というお名前ですか?」
135:1[saga]
2013/09/19(木) 21:36:34.96 ID:HkcRUVai0
翌日、右京はさっそく旧佐伯家に現在住んでいる北田夫妻を尋ねるため家の前にいた。
それから少し遅れて神戸もGT-Rに乗って到着した。
神戸「すみません、お待たせしちゃって!」
136:1[saga]
2013/09/19(木) 21:37:04.01 ID:HkcRUVai0
〜旧佐伯家〜
ピンポ〜ン
137:1[saga]
2013/09/19(木) 21:37:51.46 ID:HkcRUVai0
右京と神戸は良美に招かれるまま家に入ろうとしたが、右京は家に入る前に庭である物を発見する。
右京「おや、これは?」
神戸「どうしたんですか?先に入っちゃいますよ。」
138:1[saga]
2013/09/19(木) 21:38:23.42 ID:HkcRUVai0
こうして神戸だけが先に家の中に入っていった。
残った右京は先ほど発見した物を調べていた、それは小包の入っていた紙袋であった。
当然ながら中身は入っていなかった、しかし宛先の名前蘭には気になる名前が記入されていた…
そう…名前には……佐伯伽椰子という名前が記入されていたのだから…
139:1[saga]
2013/09/19(木) 21:39:16.42 ID:HkcRUVai0
神戸「ハァ…ハァ…なんとか間に合ったようですね!」
右京「神戸くん…先ほど家の中に入ったキミがどうしてここに?」
神戸「杉下さん!ここはもう危険です!早く逃げましょう!」
140:1[saga]
2013/09/19(木) 21:40:03.09 ID:HkcRUVai0
そんな右京と神戸が立ち去る姿を窓越しから良美は不気味な目つきでジッと見つめていた。
神戸「あの…奥さん、どうかなされたんですか?」
良美「いいえ、それよりもお連れの刑事さん遅いですね。」
141:1[saga]
2013/09/19(木) 21:40:40.81 ID:HkcRUVai0
神戸「まああの人の事ですから、きっと気になる事でもあるんじゃないのですかね。
あれ?この画用紙…子供の絵ですね?
けどおかしいな?お宅はお子さんいないんじゃ…それにこの絵に描かれている名前…
佐伯俊雄?この名前確か…行方不明になっている少年の名前じゃ!?」
142:1[saga]
2013/09/19(木) 21:41:53.73 ID:HkcRUVai0
神戸「ご主人!しっかりしてください!…ダメだ…もう死んでる…けど何で?」
良美「鬱陶しかったんです…コーヒーの豆がブルーマウンテンじゃないとダメだとか、
卵の黄身を半熟にしろとか…誰と勘違いしたのやら…私はもう良美じゃないのに…」
143:1[saga]
2013/09/19(木) 21:42:31.01 ID:HkcRUVai0
神戸は頭を殴られてそのまま床に倒れた。
その良美の背後には白塗りのゾンビのような姿をした少年が現れ、
良美は手を繋ぎ先ほどの居間の方へと戻っていった。
144:1[saga]
2013/09/19(木) 21:43:04.39 ID:HkcRUVai0
その頃、先ほどGT-Rに乗り急いで佐伯家を後にした右京と神戸だが
右京は何故あの家から立ち去らなければいけないのかを神戸に尋ねたが返答は…
神戸「すみません…今は言えません…」
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