28:1[saga]
2013/09/15(日) 18:09:30.33 ID:naaF0keR0
 右京「昨日、佐伯俊雄くんの小学校へ行った時に校長先生にお願いして 
 俊雄くんの家族構成の資料をお借りしたのですが 
 そのノートの持ち主である川又伽椰子なる女性は旧姓で現在は『佐伯伽椰子』という 
 名前だそうですよ。」 
  
29:1[saga]
2013/09/15(日) 18:10:29.75 ID:naaF0keR0
 亀山「随分と二人の間柄に詳しいですけどそれってまさか全部ノートに載っている事 
 なんですか?」 
  
 右京「えぇ、このノートに事細かく載っています。 
 例えば見てください、ここです。」 
30:1[saga]
2013/09/15(日) 18:11:12.36 ID:naaF0keR0
 右京「では参考がてらキミの推理を聞かせてもらえますか?」 
  
 それから亀山は珍しく自分の推理を右京に語り始めた。 
  
 亀山「つまりこういう事ですよ! 
31:1[saga]
2013/09/15(日) 18:12:08.43 ID:naaF0keR0
 亀山「どこへ行くんですか?」 
  
 右京「俊雄くんが生まれた産婦人科の病院です、僕の勘が正しければ恐らく…」 
  
 亀山「すいません、俺もちょっと…いいですか?」 
32:1[saga]
2013/09/15(日) 18:13:14.84 ID:naaF0keR0
 それから数時間後… 
  
  
 亀山「すいません、待たせちゃって!そっちは何か収穫掴めましたか?」 
  
33:1[saga]
2013/09/15(日) 18:14:18.91 ID:naaF0keR0
 犯人が分かっても証拠が無い、悩んでいた右京と亀山の前にいつものあの男がやってくる。 
  
 角田「よっ、暇か?コーヒー貰いにきたよん♥ 
 プハァーッ!やっぱりここで飲むコーヒーが一番だねぇ♪」 
  
34:1[saga]
2013/09/15(日) 18:14:47.79 ID:naaF0keR0
 〜佐伯家〜 
  
  
 ピンポ〜ン 
  
35:1[saga]
2013/09/15(日) 18:15:32.28 ID:naaF0keR0
 大木「ハイ警察!」 
  
 小松「佐伯剛雄!匿名のタレコミがあったので捜査させてもらうぞ!」 
  
 剛雄「なっ!警察だと?お前ら騙しやがったな!?」 
36:1[saga]
2013/09/15(日) 18:17:12.05 ID:naaF0keR0
 角田「匿名のタレコミがあるって言ったろ! 
 まあ匿名というよりも特命からのタレコミなんだけどな… 
 佐伯剛雄!城南金融の幹部で麻薬密売の噂のあるお前さんだ、簡単に捜査の令状が 
 降りたぞ! 
 おい、大木!小松!お前たちも亀ちゃんの手伝いに行ってやれ!」 
37:1[saga]
2013/09/15(日) 18:18:13.54 ID:naaF0keR0
 右京「最初に僕がここに来た時あなたはこう仰った。 
 『アンタらは殺人事件の捜査で来たんだろ』と、しかしあの段階ではまだ事件の報道は 
 伏せられていたんですよ!」 
  
 剛雄「そ…そんなの偶然だ!そんな事で俺を犯人と決め付ける気か!?」 
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