過去ログ - 右京「呪怨?」
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315:1[saga]
2013/10/02(水) 18:29:01.51 ID:2COECal70
右京「その人物は…佐伯剛雄…5年前この家で妻を惨殺した男です。
彼は精子欠乏症で息子の俊雄くんが自分の子ではないと疑っていました。
つまり彼にならこの『俺はあの女に騙されていた』『俺の子じゃない』という言葉が
見事に当てはまるんですよ!」

以下略



316:1[saga]
2013/10/02(水) 18:29:50.05 ID:2COECal70
右京「いいえ、無意味などではありませんよ、大事なのはここからなのですから…
仁科さん、あなたは三日もこの呪われた家に居てよく助かりましたね。
警視庁なんて既に亡者の巣と化していますよ、佐伯伽椰子にはあなたを殺す機会がいくらでも
あったはず、それなのにあなたは未だに生かされている…何故でしょうかね。」

以下略



317:1[saga]
2013/10/02(水) 18:36:17.96 ID:2COECal70
右京「それは…あなたは恋人に別れ話を切り出されたように佐伯伽椰子自身も…
かつて想い人であった小林俊介という男性を愛していました。
しかし自身の家庭の都合で彼と離れ離れになる事になり…本来なら好きでもない男性と
結婚する羽目になった…だからこそあなたは…」

以下略



318:1[saga]
2013/10/02(水) 18:37:44.94 ID:2COECal70
理佳「ちょっと待ってください!私が憑りつかれているという証拠があるんですか!?
まさかそんな…失恋した程度で決めつけたわけじゃないでしょうね!!」

右京「あなたが介護センターで担当している吉川さん、彼の行動がヒントになりました。
僕たちが会いに行った時、彼はずっと『いないいない…バァ〜!』とまるで子供を
以下略



319:1[saga]
2013/10/02(水) 18:38:24.86 ID:2COECal70
理佳「アハハハハハハ!杉下さんって本当面白い方ですね!私が…憑りつかれたとか…
そんな…馬鹿げた事…真顔で言うんだもの…」

右京「では…もうひとつ言っておきましょうか、この僕たちの尋ね人の手配書…
幽霊がそんな物作りますかね。
以下略



320:1[saga]
2013/10/02(水) 18:38:55.71 ID:2COECal70
あの悍ましい声が…


理佳『あ゛…あ゛あああああ…』

以下略



321:1[saga]
2013/10/02(水) 18:39:24.29 ID:2COECal70
右京「悪いですが…ここでやられる訳にはいかないんですよ!」


ガチャッ!!

以下略



322:1[saga]
2013/10/02(水) 18:39:55.47 ID:2COECal70
その頃カイトと陣川は…

カイト「さっきの声は誰だったんだ?」

陣川「まったくあっちもこっちもおかしな事態が続いてこの家は一体どうなっているんだ?」
以下略



323:1[saga]
2013/10/02(水) 18:40:38.25 ID:2COECal70
カイト「無事な人たちがいてよかった、もう大丈夫ですよ、俺たち警察ですから!」

―「え?警察?俺も警察だよ!」

―「お言葉ですが…僕も警察官です。」
以下略



324:1[saga]
2013/10/02(水) 18:42:06.25 ID:2COECal70
陣川の言う通り、突然この家に現れた二人の話はまったく噛み合っていなかった。
一人はここは北田の家だと言い、もう一人はここは佐伯の家だと言い…
まるで古い情報を持ってやってきたような感じがした。

カイト「と…とりあえず…あなた方はこの家に何の用があって来たか教えてもらえますか。」
以下略



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