353:1[saga]
2013/10/03(木) 18:21:50.14 ID:G5M1PBVQ0
「「待ちなさい!!」」
354:1[saga]
2013/10/03(木) 18:22:22.19 ID:G5M1PBVQ0
右京「どうやら間に合ったようですね。」
カイト「杉下さん、女性の方も大丈夫ですよ。怪我はしてるけど軽症です!」
―『に…2階に子供がいるんです…』
355:1[saga]
2013/10/03(木) 18:22:57.70 ID:G5M1PBVQ0
―『アンタら一体何者なんだ!?』
右京「申し遅れました、警視庁特命係の杉下と言います。」
カイト「同じく特命係の甲斐です。」
356:1[saga]
2013/10/03(木) 18:24:46.79 ID:G5M1PBVQ0
右京「亀山くん、無茶を言ってはいけません。こちらの佐伯剛雄は僕やキミと
面識は無いのですからね。」
亀山「あ、そうか…」
357:1[saga]
2013/10/03(木) 18:25:19.47 ID:G5M1PBVQ0
右京「あなたが疑問を持つのはもっともでしょうが…それはあなたが気にするべき問題ではありません。
それよりも…佐伯剛雄さん、あなたが妻である伽椰子さんを殺そうとした理由は…
この伽椰子さんの日記を読んだから…そうですね!」
剛雄「そうだ、その日記に書かれていた小林って男が俊雄の本当の父親なんだろ!」
358:1[saga]
2013/10/03(木) 18:26:02.56 ID:G5M1PBVQ0
右京「眼球の充血具合、それに目の周りの隈や顔色、剛雄さん…あなた間違いなく麻薬常用者ですね。」
亀山「麻薬!?そういえば角田課長が佐伯剛雄を麻薬の容疑で令状取ってましたけど
まさか本当に麻薬をやってたなんて…」
359:1[saga]
2013/10/03(木) 18:26:44.02 ID:G5M1PBVQ0
カイト「両親が揃って…麻薬常用者って…アンタら何考えてんだよ!」
剛雄「俺だって子供が生まれてからは麻薬とは縁を切ろうとしたさ…
けど俊雄が俺の子じゃないとわかったら…目の前が真っ暗になって…
もう何を信じたらいいかわからなく…だから麻薬に手を出したんだ!」
360:1[saga]
2013/10/03(木) 18:27:49.71 ID:G5M1PBVQ0
右京「剛雄さん、実はあの時…いえ…失礼しました、この時間軸のあなたに言うのは
初めてでしたか。とにかくお伝えしたい事があるのです。
あなたは恐らくこの日記に書かれている名前…つまり伽椰子さんの想い人である
小林俊介の名前、俊介の『俊』が俊雄の『俊』に使われていた事を知り伽椰子さんや
俊雄くんに虐待した、そうですね。」
361:1[saga]
2013/10/03(木) 18:28:51.95 ID:G5M1PBVQ0
右京「確かに佐伯剛雄は精子欠乏症なのは間違いありません。
しかし、俊雄くんがあなたの息子なのは確かなのですよ!
この伽椰子さんの日記にはこう記されていました。
『自分はいつも臆病で小林君の目すらまともに合わせられない…』と!
つまり伽椰子さんと小林俊介さんはあなたが思うような関係ではなかったのです!
362:1[saga]
2013/10/03(木) 18:29:17.29 ID:G5M1PBVQ0
右京「それにもうひとつ証拠があります、それは…名前です。
俊雄くんの『雄』の字、恐らくこの字はあなたの『剛雄』という名の『雄』から
取られたものではないのでしょうかね。
伽椰子さんもその事を承知で名前を付けたのではないのでしょうかね。」
363:1[saga]
2013/10/03(木) 18:29:47.35 ID:G5M1PBVQ0
伽椰子「そうよ…俊雄は紛れもなく…あなたの子よ…」
剛雄「よかった…俊雄が俺の子で…本当によかった…」
剛雄は安堵した表情になった、俊雄が本当に自分の子であった事に…
580Res/260.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。