67:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:07:22.11 ID:CT/Krl4/0
―――2ヶ月後 パーティー会場―――
伊織「ごきげんよう、皆様」ニコッ
星梨花「こ、こんにちは……」ペコッ
68:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:09:18.18 ID:CT/Krl4/0
伊織「にししっ、なかなか様になってるじゃない」
P「そりゃ新堂さんに1ヶ月本気でしごかれて、星梨花の執事として1ヶ月過ごせばな……」
伊織「本当に1ヶ月でやってのけるとは思わなかったけどね」
69:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:09:57.40 ID:CT/Krl4/0
星梨花「あ、あの人じゃないですか?」
まつり叔母「……」キョロキョロ
伊織「明らかにまつりの相手を探してますって感じね……ほら、しゃんとしなさい」
70:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:10:47.54 ID:CT/Krl4/0
星梨花「現在、徳川家では経済難のためにまつりさんの結婚相手を探していると風の噂に聞きました」
まつり叔母「……よく、ご存知で」
星梨花「それで私から提案なのですが、私の執事を結婚相手に立候補させたいのです」
71:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:11:37.15 ID:CT/Krl4/0
星梨花「彼がまつりさんと結婚することになった場合、箱崎家は徳川家へ経済的支援を行おうと思っています」
まつり叔母「ほう?」
星梨花「彼は私にとっても、箱崎家にとっても大事な人ですし、その人の結婚相手の家を立てるのは何も不自然ではないでしょう?」
72:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:12:08.54 ID:CT/Krl4/0
まつり叔母「確かに魅力的です……ですが」
星梨花「……っ」
まつり叔母「実は箱崎家、そして水瀬家とパイプを持っている人間は他にも見つけてきたのです」
73:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:12:42.48 ID:CT/Krl4/0
―――数日後 徳川家―――
まつり「……」
執事「まつり様、お次の方がお待ちです」
74:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:13:26.16 ID:CT/Krl4/0
まつり「(最初は……何か、胡散臭い人だと思ったのです)」
まつり「(だからずっと、あの人の前にいる時は演技を貫く……そんなはずでした)」
まつり「(いつからでしょう。あの人の前にいると、素になってしまうようになったのは)」
75:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:14:02.63 ID:CT/Krl4/0
執事「まつり様」
まつり「どうかしましたか?」
執事「まつり様に、どうしても会いたい、という方が」
76:ミガサ[saga]
2013/09/15(日) 20:14:37.90 ID:CT/Krl4/0
まつり「……しつこい人も、いたものですね」スタスタ
まつり「このまま、まつりは知らない人と……」スタスタ
まつり「それだけは……嫌なのです」スタスタ
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