過去ログ - 千穂「私を映画館に連れて行ってください。」
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/17(火) 23:48:45.67 ID:oMNBU9sc0
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Q:どうして先生の書く物語は全てバッドエンドなんですか?
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/17(火) 23:51:59.91 ID:oMNBU9sc0
佐藤『きっと私がハッピーエンドを書けるのは、世界で一番幸せだと感じられた時だ・・・
そんな風に思える日がこないことは分かっているが・・・』
担当『先生、あ、諦めずに頑張りましょう!! 明日また打ち合わせを!!』
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/17(火) 23:56:41.00 ID:oMNBU9sc0
佐藤『(もし私の小説のように神というものがいるのなら・・・願いを一つ叶えてほしい。
他人の不幸を想像し、憂さを晴らすダメな私に、どうか、世界で一番の幸せを・・・)』
そう考えながら佐藤は、たまたま見かけた少女が落としたキーホルダーを届けるために、
とあるビルの部屋を訪ねる。そこで佐藤は・・・
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/17(火) 23:59:16.39 ID:oMNBU9sc0
佐藤『えっ、・・なん・・?』
メガネ男『た、助け・・・あっがっ・・!!』
短髪男『長髪兄ちゃん、アンタ運が悪いなァ。まあ、そこでゆっくり見物しとけ・・・順番までな。』
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:01:01.08 ID:iRh2mV840
佐藤『(やばい!何が起こってる!? 全く分からない! ただ一つ確かなことは・・・
あの男の次は私・・・私が殺される!!)』
佐藤『(扉は一つ! フロアは4階! どうする? 私が生き延びる方法! くそっ!!)』
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:03:16.55 ID:iRh2mV840
佐藤『(いや、待て・・・もし私が、あのメガネ男を主人公に物語をつくるなら・・・どうなる?)』
佐藤『(あいつの悲劇を想像してみろ!!)』
短髪男はメガネ男と争っている・・・
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:05:51.67 ID:iRh2mV840
短髪男『てめえぇ!!!』
短髪男は、少女の安否を確かめるために窓に向かって走る。
佐藤『(短髪男の言動から、短髪男と少女に面識がないと予想できた。また、子供嫌いであり、
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:08:30.79 ID:iRh2mV840
短髪男『お、俺の獲物!!・・・し・・室外、・・機?』
少女は、窓のすぐ下にある室外機の上に、仰向けの姿で倒れていた。
室外機により、地面への落下を防ぐことができたのだ。
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:10:05.89 ID:iRh2mV840
佐藤『(くそ・・・足がすくんで・・・しっかりしろ! もうすぐ出口だ・・・)』
メガネ男『おい。』
佐藤『!?』
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:12:27.51 ID:iRh2mV840
メガネ男『俺は運悪く選ばれちまったんだよ、葉っぱに穴を開ける、虫の役に・・・』
佐藤『! それは私の小説の・・・』
メガネ男『たぶん次は、君の番だ・・・こいつを守り、君もせいぜい苦しめ・・・ははは、俺みたいに・・・』
以下略
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/18(水) 00:15:53.04 ID:iRh2mV840
佐藤『訳がわからない! なぜ私がお前を守らなければならないんだ!!
世界の破滅、虫食いの穴! それは私の小説の話だ!』
太宰『そう、先生の小説と同じだよ。』
以下略
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