過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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108: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/10/26(土) 13:19:25.19 ID:dsvV3czwo

ここは慎重に言葉を選ぼう。今はある程度信用も得ている。
うまくいけば、さやかに少しでも思いとどまってもらえるかもしれない。
それはまどかが望んでいることなんだ……。
私は考え、口を開く。

ほむら「美樹さやか、あなたは他人のために一度きりの願いを使おうとしてる」

さやか「な、どこでそれを」

ほむら「それは秘密」
ほむら「とにかく、他人に依存した願いは、とても不安定なのよ」
ほむら「いつ崩れるかわからないのよ……」

そこで私は悩んだ。さやかに具体的な話をしても、どうせ根拠は示せない。
かと言って、曖昧な話をするだけじゃ説得力があまり無い。
数秒考えて、結局私は曖昧な話に向かうしかなかった。

ほむら「このソウルジェムなんだけど」
ほむら「真っ黒になったら何が起こるか……知ってるかしら?」

マミ「それは知らないわ……キュゥべえ?」

マミがすぐさまキュゥべえに振ったので、私は思わず身を硬くした。
ヤツはウソだけは吐かないのだ……とはいえ、ごまかし方を知らないわけでもない。

QB「魔法少女はそうならないように努力するものだ」
QB「それに、余分なグリーフシードを持っている君たちには縁の無いことさ」

この反応は予想通り。こちらとしてもありがたい。
今の段階で、マミに真実を突き付けるのは危険すぎる。
いまは、ある程度の不信感を持ってもらえればいい。


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