過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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109: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/10/26(土) 13:19:54.43 ID:dsvV3czwo

マミ「けどキュゥべえ……」

なおも食い下がるマミ。ここに限ってはキュゥべえに協力することにした。
マミの言葉を遮って、私はさやかに向き直った。

ほむら「美樹さやか、あなたがもし魔法少女になったら」
ほむら「きっと……自分を顧みず……自ら戦いに飛び込んでいくでしょうね」
ほむら「それは立派なことだわ。でもね、とても危険なの。あなたにとってね」

さやか「あたしにとって……?」

一体何が気に食わないのか、さやかは僅かに眉を寄せた。
まあいつものことなので、気にせず私は最後まで言い切る。

ほむら「率直に言って、あなた、魔法少女向きじゃないわ」

まどか「そ、そんなこと……」

仲裁に入ろうとしかけたまどかを、今は見ない。さやかを見つめる。
彼女は私の言葉をよく考えてくれているようだ。
少なくとも頭から否定しようとはしていない。

やがて。

さやか「……ん、否定はしないわ」
さやか「たしかに、後先考えずに、突っ走っちゃうことってあるからねえ」

しかし、彼女はこう続けた。

さやか「でもさー……それって、いけないことかな?」

ほむら「いけないわ。あなたにとっても……周りにとってもね」

さやか「……ふぅん?」

分かったような分からないような……って顔ね。
今はこれが精一杯だわ。正直ダメな気がするけれど。

マミ「もういいかしら?」
マミ「じゃあ、次は鹿目さんね」


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