過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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157
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:46:38.84 ID:9G+GvZHoo
〜まどか視点〜
地を蹴って飛び出した。シルエットが、宙を舞うマミさんのそれと重なった。
うす暗いジメジメとした空間を舐めるように、炎が駆け抜けていく。
以下略
158
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:47:37.92 ID:9G+GvZHoo
その瞬間まで、わたしはすっかり安心し切っていた。
胸をなでおろして、ぺたんと座りこんでしまっていた。
……だって、ほむらちゃんが来てくれたんだもん。
以下略
159
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:48:10.59 ID:9G+GvZHoo
ほむら「ごめんなさい……ごめんなさい……」
いつものキリッとした姿からは想像も出来ない、幼い子供のような泣き顔。
それを見たわたしは、一瞬、恐怖も忘れた。
以下略
160
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:49:31.07 ID:9G+GvZHoo
さやか「ちょっと、転校生!!」
そのとき、さやかちゃんの鋭い声が飛んだ。
見ると、さやかちゃんはたった一人で使い魔たちを食い止めていた。
以下略
161
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:50:16.58 ID:9G+GvZHoo
まどか「マミさん……もうすぐ、ここ、出られますから……」
わたしは言いつつ、周りを見回した。
使い魔を次々に切り捨てていくさやかちゃんに、爆弾と拳銃で戦うほむらちゃん。
以下略
162
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:50:51.65 ID:9G+GvZHoo
わたしが叫ぶと、さやかちゃんは飛んで帰ってきた。
ほむらちゃんの様子がおかしいことを伝えると、さやかちゃんは唇を噛んだ。
さやか「あの……バカッ……!!」
以下略
163
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:51:44.52 ID:9G+GvZHoo
その言葉は、わたしを励まさなかった。むしろ、それを意識することになった。
わたし、ここで死ぬのかもしれない。マミさんの震えが、わたしの震えと重なるの。
気付いたら、わたしの身体は冷え切っていて、どうしようもなく震えあがっていた。
以下略
164
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:54:41.76 ID:9G+GvZHoo
さやかちゃんの剣がついに中ほどから折れる。
回転しながら放物線を描く切っ先が、地面に落ちるよりも早く。
ドッと押し寄せてきた。食い止められていた使い魔たちの波が、こちらに。
以下略
165
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/01(日) 07:58:10.34 ID:9G+GvZHoo
まず、ものすごい爆音。ガラスのように空が砕け散った。
視界が、暗闇の中のすべてが、桃色の輝きで満たされた。
結界を縦につらぬいた。とてつもなく太い、光の柱のようなもの。
黒く塗りつぶした闇を切り裂く、雲の上からの光だった。
以下略
166
:
◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2013/12/01(日) 07:59:36.15 ID:9G+GvZHoo
今日はここまで。次回は来週
167
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/01(日) 10:31:14.17 ID:uSb9vq8k0
乙
さて、どうなる
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