過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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228
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◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:43:04.75 ID:Bjba1a0To
口を開きかけた所を、私は敢えて強い口調で遮った。
二人とも――さやかも、杏子も、死んだ。その事実を突き付ける。
目を見開いて硬直したまどかに、現実を塗り込んでいく。
以下略
229
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:44:39.98 ID:Bjba1a0To
*
今回、まどかは来てくれないらしい。
そのことをようやく確信できたのは、夜も9時を回ってからだった。
以下略
230
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:45:28.93 ID:Bjba1a0To
*
私の顔を流れる血に、滴り落ちるまどかの涙が混じる。
口の中の血を吐き出す。まどかが何か言っていたけど、
以下略
231
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:46:53.03 ID:Bjba1a0To
ほむら「あ……」
身体を起こそうとして、ようやく足の激痛の原因がわかった。
巨大な瓦礫に押しつぶされて、どうにも動けなくなっていたのだ。
以下略
232
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:48:28.04 ID:Bjba1a0To
ほむら「離して、まどか」
ためらわずにそう口にしたとき、ああもうダメだなと思った。
人間のクズね……ああ、人間じゃないんだっけ。もうどうでもいいわ。
以下略
233
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:49:40.14 ID:Bjba1a0To
この場面で、もっとも聞きたくなかった声。
白い小動物の姿をして歩み寄る。ヤツは最後の目的を達しようとしていた。
まどかがゆっくりと頷いて、私は絶望的な気持ちになった。
でも、まどかは私の両手を握りしめて言った。
以下略
234
:
◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/12/29(日) 03:51:08.81 ID:Bjba1a0To
手を離して、まどかは立ちあがる。私の視界にそびえる背中。
くるりと回って、キュゥべえに向き直る。
空は暗い灰色に濁り、乱入に乗る雲が高速で流されていく。
以下略
235
:
◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2013/12/29(日) 03:53:25.81 ID:Bjba1a0To
今日はここまで。次の更新は来年です
次回は今回の続きではなく、前回の続きからになります(杏子編)
では良いお年を
236
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/29(日) 14:10:19.40 ID:ZP0CRkem0
乙
よいお年を
237
:
◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2013/12/30(月) 00:03:37.97 ID:avc8d+Uzo
>>234
の3行目、完全に錯乱してますね
「乱入に乗る」→「風に乗る」でお願いします
238
:
◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2014/01/10(金) 04:01:43.99 ID:F5kDf1i6o
土曜日に再開予定です。週一更新崩れましたが健在です
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