過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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326: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2014/05/01(木) 11:50:48.09 ID:macMOcuro
再開します
守れない〆切設定するのやめます……


327: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:51:18.06 ID:macMOcuro

〜まどか視点〜

差す夕日が不気味な影をつくる、ほむらちゃんの家の前。
人通りは無く、門の前でわたし一人、ポツンと立ち尽くしていた。
以下略



328: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:52:05.26 ID:macMOcuro

リビングに通されて、しばらく黙って座っていると、やがて彼女が戻ってきた。
その手にはカップが二つあって、中身はコーヒーだった。
テーブルにそれを置くと、彼女は「暗くなってきたね」と言って、部屋の隅に向かった。

以下略



329: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:52:32.12 ID:macMOcuro

一瞬、ためらう。
さっきのほむらちゃんの反応を思い出してしまう。
けど、ここまで来て、後に退くわけにもいかない、と覚悟を決める。

以下略



330: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:52:58.02 ID:macMOcuro

彼女が少し声を大きくして、わたしの視線はその表情にくぎ付けになった。
何だか後ろめたいものが込み上げてくるような、それは「裏切られた」という表情だった。
こちらに身を乗り出す彼女が、真剣な顔で言う。

以下略



331: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:53:24.23 ID:macMOcuro

まどか「だって、あなたは契約してるじゃない」

自分がとんでもない反抗をしているって分かった。
彼女がどんな顔をしているか、うつむきながらでも、見えていた。
以下略



332: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:53:53.70 ID:macMOcuro

開口一番、厳しい口調で言われる。
考えてもみなかった。言葉に詰まってしまう。

まどか「そ、そんなこと……」
以下略



333: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:54:20.53 ID:macMOcuro

まどか「ううん、違う。話をそらさないで」
まどか「わたしは、なんで契約しちゃいけないのかって聞いてるの」

わたしは慎重に言った。
以下略



334: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:54:47.10 ID:macMOcuro

彼女はわたしを見て、眉をすこし上げる。

魔まどか「変なこと考えないでね」
魔まどか「勝手に契約したら、わたし、あなたを許さないから」
以下略



335: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:55:12.52 ID:macMOcuro

まどか「ウソじゃないよ。わたし、あなたの気持ちもわかるし……」
まどか「みんなを助けたいんだよね、わたしと同じだよ……」
まどか「だから、もし……わたしも力になれたらって!」

以下略



336: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:55:39.34 ID:macMOcuro

突然の大声。
殴られたような衝撃、指一本動かせず、背筋が凍りついた。
荒い息。なぜそんなに怒るのか。椅子を引き、ため息つく彼女。
コーヒーを含みカップを静かに下ろす。彼女の手が震えていた。
以下略



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