過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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351: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/17(土) 03:17:54.55 ID:0axesQrno



夜空の中、風にはためくスカートを押さえて飛ぶ。
落ちていく中で、杏子は背後から近づいてくる気配に気づいていた。
地面を踏むのと同時に、曲げた膝を伸ばしてバネのように跳ね上がる。
ちょうど着地を狙っていた弾丸は、屋上の床に火花を散らし、激しい音を立てた。

杏子「マミだな?」
杏子「いきなり好戦的だねえ。美樹さやかは一緒じゃないのか?」

襲撃を予想していたように、杏子は不敵な笑みを浮かべて振り向いた。
見上げた先、隣のビルの屋上に人影があった。
月をバックに、大量のマスケットを浮かべて、こちらを見下ろしている。

マミ「見下げ果てたわよ、佐倉さん。ここまで堕ちたなんてね」

杏子「なんだよ今更。あたしが手段を選ばないのは、今に始まった事じゃないだろ」

苦しげなマミの調子とは対照的に、杏子の調子は軽い。
しかしマミからのあからさまな侮蔑に反応してか、
僅かに眉は釣りあがり、笑みは薄れて眼光が強まる。


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