過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/09/30(月) 00:00:16.71 ID:YABPfHeQo
〜ほむら視点〜
――転校初日に学校をサボったのは痛かった!
もう二人ともキュゥべえと接触したあとだし、私への印象もたぶん最悪ね。
この状況でいまさらどんな忠告も無意味だろう。
第一、さやかが邪魔でまどかと二人になれないもの。
初日にサボってしまったのは、もう一人のまどかが原因だったのだけど。
とはいえ、彼女のせいにするつもりは、全くない。
もともと全ては、私のせいなんだから。受け入れて、乗り切るしかないのよ。
そのもう一人のまどかは、「マミさんを助けるの!」と言って、興奮してる。
まどか同士の接触を避けるため、彼女には外出を控えるように言ってある。
でもずっと室内に缶詰めではさすがに可哀想なので、夕方には一緒に外出する。
外出と言っても、ただの散歩じゃない。一言で言えば「尾行」だ。
マミが死ぬことになるお菓子の魔女との戦いの日時は、微妙に変動する。
だからその日を逃さないように、「パトロール」に出るマミを毎日尾行するのだ。
まどかはやる気満々で、夜の魔女退治よりむしろこちらに精を出していたほど。
ただ、マミと並んでもう一人の自分が歩く姿を見て、思う所はあったかもしれない。
一方で私はすでにかなり諦めていて、マミを生かすことは終盤で裏目に出る、
などと考えていたのだけど、もちろんまどかには口が裂けても言えなかった。
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