過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
↓
1-
覧
板
20
503
:
◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2014/11/01(土) 10:39:48.69 ID:oqpG1QjHo
声が沈黙を破り、私は顔を上げた。まどかの方から口を開いてくれるとは思わなかった。
まどかは泣きそうな顔をしていた。急いで「どうしたの?」と聞くと、まどかは「ごめんなさい……」と言って話し始めた。
魔まどか「……わたし、大変な事しちゃった。勝手に動いて……ほむらちゃんに相談すればよかった……」
魔まどか「わたし……このままじゃダメだと思って……何かしなくちゃって……あの子に契約させたくなかった、だけなの」
魔まどか「ねえ、信じて。わたし、みんなにバラすなんて、そんなつもりじゃ……わたしは、ただ、ほむらちゃん、わたしは」
ほむら「落ち着いて」
立ち上がらんばかりに身を乗り出すまどかを、私は手を上げて制した。彼女はハッとしてうつむき、小さくなった。
もう食事なんてどうでも良かった。私は箸を置いて、彼女にかける言葉を選び、声をかける。
ほむら「信じるわ。全部信じるから、そんなに怯えた顔しないで。大丈夫、まだ何とかなるわ」
ほむら「私のせいでもあるの。あなたをずっと家に閉じ込めて……、そりゃ、外に出たくもなるわよね」
魔まどか「…………」
ほむら「…………」
魔まどか「ほむらちゃんに、相談したいことがあるの」
深刻な表情を浮かべて、まどかは言った。私には、何の事だか分からなかった。
なにか別の話なのかしら。でもこれ以上なにかあるの?
魔まどか「キュゥべえから聞いた話……、ほむらちゃんは、知ってるのかなって思って」
ほむら「いったい何のこと?」
まどかは一度口を閉じ、ごくりと唾を飲んで、そして意を決したように口を開いた。
魔まどか「もうじきわたしは、消えてしまうの?」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
699Res/552.48 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1379269907/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice