過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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502: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/11/01(土) 10:38:57.32 ID:oqpG1QjHo



〜ほむら視点〜

その日はみんなが解散し、私はまどかと夕食を共にした。重苦しい時間だった。
まどかはまずそうにカップ麺を口に運んでいた。そりゃそうよね……。
今頃は家でおいしいご飯のはずだったんだもの、帰りたいに決まってる。
私なんかと一緒にいるより……、まどかはその方がいいんだ。

どうしてあんな無茶をやったんだろう。もう一人の自分と入れ替わって、学校に行くなんて。
しかもあれほど止めたのに、ソウルジェムの真実を話してしまうなんて。あれほど止めたのに。

「どうして何も相談してくれなかったの」と聞いたとき、まどかは私をキッと睨んだ。
「出来るわけないじゃない」と言われて、さらに理由を聞くと、もう何も答えてくれなくなった。

頭が痛かった。いったいこれは誰のせいなの。
ここまでは何だかんだと上手くやって来た。マミを救った。さやかは契約したけど、まどかは契約していない。
杏子とも最低限の関係を保てている。だからあとは、ワルプルギスの夜まで何事もなく、ただ待てば良いだけだった、はずなのに。

魔まどか「――ほむらちゃん」


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