過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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668: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2015/02/07(土) 00:37:33.75 ID:/hiQhNCDo



結局、わたしは自分に流れ込む呪いを完全にコントロールすることは出来なかった。
もしかしたら消滅せずに済むかもしれないと望みをかけて、ここ数日、そのトレーニングをしていたけど。

わたしに流れ込む絶望を、希望へと変換する。
そんな言葉の上でしか理解できないことを、何とかイメージしようとした。
キュゥべえもいろいろアドバイスをくれたし、わたしも頑張ったけど、それでもダメだった。

「魔女のエネルギーが無くなることはないの?」とわたしは素朴な疑問をぶつけてみた。
魔女の呪いを受け止めきれずに魔女になってしまった、別の世界のわたしのことを考えていたら、ふと気になったから。
キュゥべえは答えた。

未来QB「魔女のエネルギーは膨大だよ」
未来QB「彼女たちがこの世界を反転させた結界を作りだしたり、際限なく増え続けることからも、それは明らかさ」
未来QB「実際、グリーフシードから回収出来るエネルギーは、彼女たちの持つエネルギーのほんの一部でしか無いんだ」

魔まどか「ふーん……、キュゥべえは、何を考えてるの?」

未来QB「何って、いろんなことさ」

魔まどか「そうじゃなくて……、あなたは、この世界で何をするつもりなの?」

未来QB「話したじゃないか。僕は君をサポートしに来たと」

魔まどか「それは知ってる。でも、それだけじゃないんでしょ……。だってあなたは、ずっと動いてた」
魔まどか「わたしがみんなから離れて、絶望して……、自分の運命に気付くように、ずっと誘導してたんだよね」
魔まどか「別にいいんだよ。それが、誰かを傷つける様な目的じゃないなら……。ないんだよね?」

未来QB「絶対に誰も傷つけたりしない。むしろ、マミやまどかのためになることさ」
未来QB「けど、この世界で僕に出来ることは限られている……、きっと何も出来ずに終わるだろうけどね」


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