49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/23(月) 23:12:42.93 ID:5TCa73D50
エレン「また明日か...」
俺は不思議でしょうがなかった。なぜ彼女は俺を嫌がらないのか、俺なんかと喋っても何の特にもならないのに
エレン「今日は戻るか」
次の日
エレン「ここら辺で待ってれば来るか」
数分後
少女「すいません、遅くなりました」
エレン「さっき来たばっかだよ」
エレン「そういえば気になったんだけど、お前は俺を嫌がらないのか?」
少女「なんでですか?」
エレン「だってよ、俺は人を殺してるんだぞ、周りの奴らは俺を避けるのになんでお前は俺に関わるんだ?」
少女「だって、あなたは、嫌な人ではないでしょ。お母さんを助けるためにやった。私はしんなあなたを尊敬します。」
エレン「なんでだ?」
少女「自分の意思で動ける、私じゃそんな事無理です」
少女「私は、貴族の娘ですけど、妾の子なんです」ウツムキ
エレン「そうなのか」
少女「周りからは、生まれてこなきゃよかったのにとか、死ねばいいのになんて言われてるんですよ。」
エレン「だから最後の外出なのか」
少女「はい、私が出かけるなんて滅多にできることじゃありませんから」
少女「だから今はこうして人と接していたいんです」ニコ
エレン「...じゃあ今日ぐらいハメを外せよ、そうやって気を楽にすれば、見える世界も変わってくるぞ」
少女「!!!、はい」ニコ
そして彼女とは数時間近く喋っていただけど別れの時間を知らせる鐘はいつもより早くなったような気がした
少女「もう、お別れですね」
エレン「あぁそうだな」
少女「最後に名前を教えてくれませんか?」
エレン「いや、また会えたら教えてやるよ」
少女「ケチですね」
エレン「お前の名前は?」
少女「なんで私だけ教えなきゃ何ないんですか」プンプン
エレン「おれが探し出してやるから」ニィ
少女「わかりましたよ私の名前は」
ヒストリア・レイスです
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