過去ログ - まゆ「あなたの手のひらの上」
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2:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:21:22.54 ID:gWoAazpOo


――― 1年前 仙台駅


以下略



3:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:22:51.48 ID:gWoAazpOo


「なんですか?」


以下略



4:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:23:40.84 ID:gWoAazpOo
家に帰り部屋に入ると直ぐに、拾った手帳を開きました。

落とし物なら駅員さんに届けるべきだし、中を見るなんてモラル的に絶対にやってはいけないのだけれど、まゆは気になって仕方なかったんです。


以下略



5:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:24:41.19 ID:gWoAazpOo


「ふふ、また電球を買い忘れてる。けっこううっかりさんですね」


以下略



6:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:26:00.99 ID:gWoAazpOo
翌日、朝起きた時のまゆの気分は最悪でした。


「見なきゃよかった……なんでこんな気持ちになっちゃうんですか……?」

以下略



7:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:27:25.06 ID:gWoAazpOo
現役女子高生アイドル。

まゆも読者モデルとして華々しい世界にいるという自負はあったけれど、比べ物にならないくらい渋谷凛という女の子は輝いていて、少なくともまゆが読者モデルという活動に抱いていた葛藤みたいなものの影は見えません。

まゆと渋谷凛ちゃんとの差は歴然で、もしあの男性が渋谷凛ちゃんに関係のある人で、何らかの理由があってまゆに品定めじゃないけれどそういった事で会いに来たのであれば、あのため息の意味は、そのまま落胆のため息。
以下略



8:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:28:33.89 ID:gWoAazpOo
随分、長い時間を駅のターミナルで過ごした様な感覚でいました。

もう諦めるしかない。

頭の中と心を掻き乱されたまま、しばらくモヤモヤするのを堪えて忘れるのを待つしかない。
以下略



9:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 02:29:52.92 ID:gWoAazpOo


「ご一緒しても良いですか?」

「え?あぁ、構いませんけど……」
以下略



10:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/20(金) 02:31:01.16 ID:gWoAazpOo
きっと、たいして面識も無いのに親しげに話し掛けてるまゆを変な女と見ているに違いない。

だけど、彼はハッとして首を横に振り、申し訳なさそうに頭を掻きながら始めてまゆに対して感情がこもった言葉を紡いでくれました。


以下略



11:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 08:45:31.50 ID:5gF+S/Yzo
期待


12:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 09:03:21.95 ID:tuIZLuHZ0
こういうSSが書かれると更に好きになってしまう

すげー引き込まれる



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