過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:03:04.21 ID:7FxjE8880
投下します
341
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:04:40.68 ID:7FxjE8880
「『海底都市』『レヴィアタン』『イワシ型のロボット』そして…『神の洪水計画』ですか。」
「ああ。君を見込んで、この…本来なら機密事項である言葉を伝えている。」
LPは安斎探偵事務所を自ら訪れていた。助手である二人は今、買い出しに行っている。
以下略
342
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:07:09.07 ID:7FxjE8880
もうシーズンも終わり、人気のないとある海岸、穴から奈緒が飛び出してきた。
「じゃあ、行って来る!」
穴の向こうのメンバーに軽く手を振り、穴が閉じたのを見届けると、紐のついた金属製の頑丈な小箱をリュックサックのように背負い、水着に黒い泥を纏って海水に足をつけた。
以下略
343
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:08:29.03 ID:7FxjE8880
無数の本能の内のいくつかが泳ぎ方を理解している。そして理性でそれを模倣する。
深く、深く…奈緒を避けて泳ぐ魚の流れを横目で見つつ、彼女はマルメターノに伝えられたポイントまで向かってゆく。
「おい、ちょっと止まれ!」
以下略
344
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:09:36.63 ID:7FxjE8880
「…あたし、そこに住んでいないけど、今から行くんだ。…でも、あんた達はいけないと思う。」
「なんでだよ?」
「最近、内部からそこがまるで山に見えるように結界が貼られているって聞いた。あたしは知り合いが作ってくれた隠し通路使うけど…」
以下略
345
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:10:41.89 ID:7FxjE8880
奈緒が先行し、さらに深く潜る。大きな海底山が見えてきた。
「ここが海底都市…らしい」
「…本当か?」
以下略
346
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:11:45.92 ID:7FxjE8880
「…えっと…この顔っぽい岩の顔部分を背にして…前に二歩、右に三歩、左に四歩、そこからまた前に五歩…ここか…ここだよな?」
足元の地面は周囲と変わりない地面だ。
「…とにかくやるしかないか。」
以下略
347
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:13:12.88 ID:7FxjE8880
「ふぅ…着いた…」」
やっと通路から脱出し、建物の中に出る。ここはマルメターノが海底都市で数日にわたってソーセージ売りをする時に使う住居。小さいが彼の土地だ。
マルメターノはここの部屋の隅から外までの通路を掘っていた。どれほどの期間で出来た物なのだろうか…彼はやっぱり未知数だと思った。
以下略
348
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:15:17.20 ID:7FxjE8880
少し間をおいて、部屋に小さな穴が現れた。夏樹が向こう側から話しかけてくる。
「奈緒、お疲れ。ちゃんと正確な座標データ入手できたからな。」
「問題なさそうか?」
以下略
349
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◆zvY2y1UzWw
[sage saga]
2013/10/08(火) 00:16:11.00 ID:7FxjE8880
「…ねぇ、なんかあのおじさんの代わりに別の奴…女の子が侵入していたんだけど…例の如く結界突破されてるし。」
怠惰の人形師がゲーム画面を見てげんなりしながら報告する。
「またイレギュラー…わからないわ…その娘の情報は調べられないの?」
以下略
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