過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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652: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:36:05.08 ID:LPSd0q5x0
小さな小物はともかく、大きな物もあるからか、始まったばかりの今は客は殆どいない。かさばるから、そういった物は帰る時に買うのだろう。

取りあえず棚の腕輪を手に取る。二つで一つのペアらしい。片方は黒い腕輪に白いユニコーンが。もう片方は白い腕輪に黒いペガサスが描かれている。

それら…否、店にある殆どの物から魔力、又はそれに近い力を感じた。
以下略



653: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:38:21.29 ID:LPSd0q5x0
「なるほど…マテリアルの魔力を感じてきたのですね?」

「そんな名前なんだ…。似ている物は知っているけど、こういうのは初めて見るよー。」

「まぁ、そうでしたの?さすがあれ程の魔術を使えるだけありますわね。」
以下略



654: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:40:21.06 ID:LPSd0q5x0
「そう?まぁ一応対策は練っておくべきかなぁ…いやでも…あ、そうだ。」

しかし当の本人はそんな雰囲気を纏っていたとは思えない程の仕草と態度。

思い出したように、持っていた腕輪をすっと前に出した。
以下略



655: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:41:18.56 ID:LPSd0q5x0
少しの雑談をして、紅茶とクッキーをしっかりといただき、ユズは腕輪の入った袋を大切そうにカバンにしまった。

「さて、そろそろ行くよ。えへ、また来るかも♪次は自分用カナ?」

「そう言って貰えてなにより…そうそう、本店宣伝用のチラシをどうぞ。開けている曜日などは決めていませんけど…よかったらこちらにもいらっしゃってくださいまし♪」
以下略



656: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:44:12.33 ID:LPSd0q5x0
そして、教会のとある部屋。キヨミたちが話している部屋の真横。

「キヨミお姉ちゃん、お祭りに行くんだァ…ふぅん…」

ナニカは隣の部屋のキヨミの話を壁に耳を当てて聞いていた。
以下略



657: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:46:03.70 ID:LPSd0q5x0
彼女が『奈緒』でも『ナニカ』でもない、『仁加』という存在に完全に生まれ変わり、悪夢から逃れるにはまだ人格形成が不十分なのだ。

少しずつ悪夢は短くなりつつあるが、まだ不十分だ。

記憶を他人事のように認識し続ければ、人格は別の人格へと変わる。それなら悪夢の様な記憶からも逃れることが出来るはずなのだ。
以下略



658: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:47:48.30 ID:LPSd0q5x0
「そんな事よりお祭りなの…お祭り、行きたいの…キヨミお姉ちゃんも行くんだし。退屈だし。」

キヨミ、そして彼女といつも共にいる男たち。ナニカから見ると彼女達からは非常に甘い匂いが微かに漂っている。

血の香り。それが『おいしそう』なのだ。一応食べてはいないが…時折キヨミたちは彼女の目が捕食者の目になっているのを見ている。
以下略



659:@設定 ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:48:57.73 ID:LPSd0q5x0
アリコーンリング(ユニコーンリング・ペガサスリング)
黒と白の腕輪。一つになったり二つになったりする。
一つになっている時は魔力を引き寄せ、二つに分けている時はお互いを感じ、求める力があり、近いと腕輪の中の絵が動き出す。
ユニコーンを昼子、ペガサスを蘭子に渡す予定。

以下略



660: ◆mtvycQN0i6[sage]
2013/10/20(日) 18:51:23.63 ID:NX8W8wOAO
おつ

神父がクッキーをこっそり買ってたくだり、すごくいい、すごくいいよ


661: ◆zvY2y1UzWw[saga]
2013/10/20(日) 18:52:08.70 ID:LPSd0q5x0
以上です
お祭りがどんどん混沌としていってるね!(白目)

愛海、晶葉、雪乃、キヨミ、名前だけではベルちゃん、加蓮、クラリス、神父をお借りしました

以下略



662: ◆AZRIyTG9aM[sage]
2013/10/20(日) 19:36:22.70 ID:To8cOo3wO
乙ー

ナニカコワイ。けどカワイイ!
そして、昼子ノリノリである


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