過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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◆llXLnL0MGk
[saga]
2013/10/21(月) 17:01:51.88 ID:3dpBadDG0
みりあ「えへへっ、眼鏡似合うー?」
露天で買った赤い縁のファッション用眼鏡をかけたみりあが、得意げにそれを二人に見せる。
若神P「うん、すっごく可愛いよみりあちゃん」
若神Pは爽やかな笑顔でサムズアップ。
マキノ「ええ、私も素敵だと思うわ。それでみりあさん、先ほどの話なんだけど」
みりあの頭を撫でながらマキノは言う。
先ほど、「ある話」をしている最中に、みりあが露天を見つけて会話が途切れていたのだ。
みりあ「あ、そうだった。えっとね、私がマリナさんをウェンディ族だって知ったのは、憤怒の街での事なの」
マキノ「憤怒の街……」
その言葉には覚えがある。
確か、かつて大量のカースにより占拠されていた都市の通称だ。
スパイクPによれば、カイと交戦したのはその近辺だったはず。
みりあ「そこで若神Pさんに力を貰って、二人でカースと戦ってたら、マリナさんがトビー君を連れて出てきたの」
みりあの言葉にマキノは少し驚いた。
こんな小さな子も能力者……いや、カースと戦うほどの能力を持った「ヒーロー」だというのか。
しかも、力を授けたのがこの軽薄そうな少年……?
しかし、今気にすべきはそこではない。
マキノ「それで、みりあさんはマリナさんや若神Pさんと共に憤怒の街を脱出したのね」
みりあ「うん。今はアパートのお部屋借りて暮らしてるの」
それだ! マキノは思わず目を見開く。
そのアパートの場所をマリナ捜索中の兵士達に伝える、もしくは自ら赴けば……。
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