過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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665: ◆llXLnL0MGk[saga]
2013/10/21(月) 17:03:07.27 ID:3dpBadDG0
マキノ「……なんだかお話をしていたら、マリナさんに会いたくなってきたわ」

若神P「あー、残念だったねー。マリナさん最近お仕事で家空けてる事が多いんだよ」

若神Pが手をひらひらさせて言う。

無意識か、それとも思惑を見抜かれているのか?

いずれにせよ、この程度で引き下がるようでは親衛隊の名折れだ。

マキノ「それは残念ね。ならマリナさんのご都合がいい時にでもお邪魔しようかしら」

みりあ「うん。マリナさんもきっと喜んでくれるよ!」

マキノ「ではその時の為に、アパートの場所を聞いてもいいかしら?」

みりあ「いいよー」

計画通りだ。

年端も行かないこの少女は、「親代わりの女性と同郷」というだけで自分を信じきっている。

隣の少年はよく分からないが、止めに入らないあたり、少なくとも疑われてはいないようだ。

みりあ「えっとねー、そこのコンビニを右に……………………っれ……?」

正門の方向を指差したみりあが、突然その場に倒れこんだ。

若神P「み、みりあちゃん!?」

若神Pが抱き起こそうと手を延ばしたその時、ビュオォッと風が吹いた。

若神P「わっ…………あ、あれ? みりあちゃん!? みりあちゃんがいない!?」

風が止むと、みりあの姿は影も形もなくなっていた。

マキノ「…………不味いな……」

まだ肝心な情報を掴めていないのに、その情報の持ち主が消えた。

マキノ「…………ん?」

ふと、足元に何かが落ちている事に気付いた。


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