過去ログ - 安価でファンタジー小説
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54:ほいこーろー
2013/09/22(日) 20:28:43.28 ID:uqRi5nvh0
「あー! うちの子たちになんてことしてくれてんの!!」
「あぁん!?」

 後ろからかかる呼び声に、ドスの利いた声を発しながらアリスは振り返った。
 そこにいたのは、狐の耳と尻尾があり、巫女服をした、アリス幼い少女だった。
 しかし、彼女の正体は……。

「あ、殺生狐さん、こんにちは」
「あ、これはどうも、睦月ちゃん……じゃなくて!」
 丁寧に挨拶を交わされ、幼女、殺生狐はノリツッコミをするまでに追い詰められた。
 睦月は根は真面目なのだが、天然のきらいがある。

「おい、女狐。あたしはなんでもかんでも擬人化して美少女化しようって風潮認めねぇぞ?」
「な、なんの話よ?」
 またもドスの利いた声で発したアリスの言葉は、わけのわからないものだったが、殺生狐を怯ませるには十分だった。



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